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生々

せいせい
形容詞-たる副詞-と
1
標準
lively
文例 · 用例
(茲で一寸断つて置くが、ホンの少しの事が分ると、分つたことが当人にとつて余りに珍しいので却つて書けるといつたあの生々しい文学青年をも「書いてゐる奴」の中に入れて話してゐるのではない。
中原中也 心理的と個性的 青空文庫
「その時はまだ、閉塞隊の沈めた船のマストが、海の上にのぞいてをつた」と、貧血した母の顔が、遠くの物でも見てゐるやうに、それでもそんな時にはなにか生々と、後年私の生後七ヶ月の頃のことを語つて呉れるたびに、私は何時も決つて右のやうな風景を心に思ひ浮べるのである。
――世の母びと達に捧ぐ―― 一つの境涯 青空文庫
「先生々々、」と医者の居間の敷居の前に膝を突いた看護婦がせき込んで云つた。
中原中也 医者と赤ン坊 青空文庫
彼は俳句の外に、いくつかの抒情詩と数十首の短歌をも作つてゐるが、それらの詩文学の殆んど全部が、上例の俳句と同じく、造花的の美術品で、真の詩がエスプリすべき生活的情感の生々しい熱意を欠いてる。
俳人としての芥川龍之介と室生犀星 小説家の俳句 青空文庫
春雨や同車の君がさざめ言白梅や誰が昔より垣の外妹が垣根|三味線草の花|咲ぬ恋さまざま願の糸も白きより二人してむすべば濁る清水かな 蕪村の句の特異性は、色彩の調子が明るく、絵具が生々しており、光が強烈であることである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
とある杉垣の内を覗けば立ち並ぶ墓碑|苔黒き中にまだ生々しき土饅頭一つ、その前にぬかずきて合掌せるは二十前後の女三人と稚き女の子一人、いずれも身なり賤しからぬに白粉気なき耳の根色白し。
寺田寅彦 半日ある記 青空文庫
横濱、新橋間の車中に於いて、窓外の日本の風景を眺めながらの興奮、ならびに、それから二箇年間、東京の弘文學院に於ける純眞にして内氣な留學生々活。
太宰治 「惜別」の意圖 青空文庫
七月の炎天も、この谷間までは迫って来ないと見えて、白剥山を一つ超えて、東俣の谷へ来ると、未だ若葉、青葉の新緑が、生々しかったが、ここまで溯ると、濶葉、細葉は、透明を含んだ、黄の克った、明るみのある嫩い緑で、霧の雫にプラチナのように光った裏葉を翻えしている。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
作例 · 標準
春の訪れとともに、野山の植物たちが生々と芽吹き始めた。
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彼の語る冒険譚はあまりにも生々としていて、まるでその場にいるような錯覚に陥る。
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祭りの会場には、屋台の掛け声と子供たちの生々とした笑い声が溢れていた。
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2
標準
being born and raised
作例 · 標準
万物は常に生々流転し、一時も同じ状態にとどまることはない。
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生命が生々し、育まれていく過程を観察するのは、科学者にとって最大の喜びだ。
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古いものが朽ち果て、新しい命が生々していく自然のサイクルに畏敬の念を抱く。
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