亙古
こうこ
名詞
標準
from long ago up until the present day
文例 · 用例
赤毛の子どもはいっこうこわがるふうもなくやっぱりちゃんとすわって、じっと黒板を見ています。
— 宮沢賢治 『風の又三郎』 青空文庫
以上は一時の思いつきのようなものに過ぎないのであるが、一つの研究題目を提出するような意味で、思ったままをここにしるしてあえて読者の教えをこうことにした。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
夜学校を出た時真暗らだと思われていた空は実際は初冬らしくこうこうと冴えわたって、無数の星が一面に光っていた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
「心に思う万分一、その一言は云わないでも、姉の身ぬけにこうこうと、今云った義理だけは、私はその人に言いたかった、言いたかったんです。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
お早う」とあいさつをしましたが、りすは二|疋とも堅くなってしまって、いっこうことばも出ませんでした。
— 宮沢賢治 『貝の火』 青空文庫
雲はこうこうと光ります。
— 宮沢賢治 『シグナルとシグナレス』 青空文庫
後より八蔵入来り、こうこういう次第にて、八橋楼の亭主を捕え、一室に押込め置きたるが、というに得三|頷きて、その働を誉めそやし、後にて計らうべき事あり。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
」と急込むにぞ、側に侍いける侍女二|人、ばらばらと立懸くるを、遮って冷笑い、「こうこう騒ぎなさんな。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
作例 · 標準
亙古の歴史を持つこの神社は、多くの人々に信仰されている。
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人類が亙古の間に築き上げてきた知恵は計り知れない。
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この文化は、亙古の昔から大切に受け継がれてきたものだ。
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