太古
たいこ
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #21163 · 青空 601 例
標準
ancient times
文例 · 用例
露営地の外では、細長い爬行動物――この谷の主――東俣の川――が、蜿ねりながら太古の森林の、腐れ香に噎んで、どこまで這って行くことであろう。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
我が日本アルプスでも、上高地は、私が明治三十五年に、白骨温泉から梓川を渉って、霞沢岳を踰え、この峡谷に下りて、槍ヶ岳へ登ったときは、夏とはいえ、寂寥無人、太古の如き感があって、温泉の湧出はあっても、今日のような宿屋は、まだ建っていなかった。
— 小島烏水 『上高地風景保護論』 青空文庫
太古の苔の匂ひがする。
— 寺田寅彦 『伊香保』 青空文庫
亜字は支那太古の官服の模様として「取臣民背悪向善、亦取合離之義去就之義」といわれているが、勧善懲悪や合離去就があまり執拗に象徴化され過ぎている。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
太古の時代より天気予報の試みは行われたれども、分析的科学の発達せざりし時代には、天気を限定すと考えられし条件、あるいは独立変数が極めて乱雑なる非科学的のものなりしなり。
— 寺田寅彦 『自然現象の予報』 青空文庫
その石炭なるものは太古の植物から生じたものだという事を考えるとなおさら面白い。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
材木|繋留の太い古杭が朽ちてはうち代えられたものが五六本太古の石柱のように朦朧と見える。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
第三紀層、白堊紀、石炭紀、Silurea 紀と地球創成の跡を究めて、遂に太古の暗黒時代に這入つた時、若き研究家であつた彼が、人生の大きな不安に捉はれて、深い懷疑に沈んだ時を私は想像した。
— 南部修太郎 『修道院の秋』 青空文庫
作例 · 標準
太古の昔から、人類は火を利用してきた。
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この遺跡からは、太古の文明の痕跡が見つかっている。
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「なんだこれ、太古の地図か?こんなものが残っていたなんて信じられない!」彼は興奮して叫んだ。
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ウィキペディア
太古(たいこ)は、野母商船が運航するフェリー。博多港と五島列島の各島を結ぶ航路に就航している。
出典: 太古 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0