古来
こらい
副詞名詞-の形容詞名詞頻度ランク #11875 · 青空 1867 例
標準
from ancient times
文例 · 用例
此処に見られる感性は、古来「寒月」だの「寒鴉」だの「峯上の松」だのと云つて来た、純粋に我々のものである。
— 中原中也 『宮沢賢治全集』 青空文庫
古来自然を友とすることが多かつた我が国人は、感傷の綱の海を漕ぎゆくには余りに清廉であり、されば比較的清廉でなかつた人が用に与つて来たかも知れませぬ。
— 中原中也 『我邦感傷主義寸感』 青空文庫
古来一流の作家のものは作因が判然していて、その実感が強く、従ってそこに或る動かし難い自信を持っている。
— 太宰治 『自信の無さ』 青空文庫
かくて古来真摯な芸術家が、謂はば伝説的怪物の如き印象を遺して逝つたことは示唆深きことである。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
古来写実的筆致を用ひた詩人の、その骨折に比して効果少なかつた理由は、想ふことを想はうとする風があつたからだと私は言ふ。
— 小林秀雄に 『小詩論』 青空文庫
といふことは、別に茶を学べといふのでもなければ、日本古来の文学に就けといふのでもない。
— 中原中也 『よもやまの話』 青空文庫
丁度万葉集の和歌が、古来日本人の詩歌の中で、最も「若い」情操の表現であったように、蕪村の俳句がまた、近世の日本における最も若い、一の例外的なポエジイだった。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
古来日本の詩歌には、鶯を歌ったものが非常に多いが、殆んど皆退屈な凡歌凡句であり、独り蕪村だけが卓越している。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
作例 · 標準
古来より、日本人は自然を神聖なものとして崇めてきた。
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この祭りは古来からの伝統を守り続けている。
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古来、この地は霊山として知られている。
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