江湖
ごうこ
名詞
標準
Zen disciples
文例 · 用例
馬琴の作るところ、長篇四五種、八犬伝の雄大、弓張月の壮快、皆|江湖の嘖々として称するところなるが、八犬伝弓張月に比して優るあるも劣らざるものを侠客伝と為す。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
民友社をして愛山生を起たしめたるも、江湖をして愛山生を迎へしめたるも、この反動の勢力の欝悖したる余りなるべし。
— 北村透谷 『人生に相渉るとは何の謂ぞ』 青空文庫
幸に江湖の識者来つて、吾人に教へよ、吾人をして通津を言ふの人たらしむる勿れ。
— 北村透谷 『「平和」発行之辞』 青空文庫
呉、杜に語りて、この人は江湖の巨盗だ、すべて人家に至って様子を窺い置き、夜に至って猴を入れて窃ます、而して彼は外にあって応援す。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
獨り梅花は舊に依りて東風に笑ひ、われ亦舊の如く江湖の窮措大なり。
— 大町桂月 『杉田の一夜』 青空文庫
この三年の間、同じ窓に學びし友の、一半は地方に別れ行き、都に殘れるものも、相逢うて胸襟を開くこと稀なれば、暇ある時を擇びて、二日三日、共に江湖の外に優遊して、積もれる思ひを吐きつくさばやとて、羽衣、烏山二子と共に、かれこれ其の遊ぶ處を議したる末、遂にわれ東道の主人となりて、房州にゆくことに決す。
— 大町桂月 『房州紀行』 青空文庫
三とせの間、同じ窓にいそみし身の、江湖の外にうちとけて、浮世離れし茅店に川臥して、しづかに雨を聽くも、さすがに興なきにあらず。
— 大町桂月 『房州紀行』 青空文庫
今や五年ぶりにて、再び二子と吟※を共にし、江湖の外に優遊しける也。
— 大町桂月 『北總の十六島』 青空文庫
作例 · 標準
禅寺で修行する江湖の僧侶たちは、静かに瞑想に励んでいた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は江湖を放浪し、各地で教えを説いた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
江湖の世界では、厳しい修行を通じて悟りを目指す者が多い。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア
江湖(ごうこ、こうこ)は、江西省と湖南省、あるいは大きな江(川)と湖(狭義ではその代表たる長江と洞庭湖)の併称で、転じて官に対する民間、世間一般を指す言葉。次の2つの分野によって用法が異なる。禅宗用語 - 夏安居の別称 中国文学用語 - 武俠小説において、その特定世界を指す
出典: 江湖 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0