万古
ばんこ
名詞副詞
標準
perpetuity
文例 · 用例
穂高といわず、槍ヶ岳といわず、奥常念、大天井に至るまで、万古の雪は蒸発しないで下層から解ける雪だ、死の如く静粛に、珠の如く浄美な雪から解けた水の、純粋性の緑を有することは、言うまでもない。
— 小島烏水 『梓川の上流』 青空文庫
万古の流れに洗はれて、土を守り、樹木を育ててゐる島である。
— 葉山嘉樹 『運動会の風景』 青空文庫
万古の真理と思ったからである。
— 夢野久作 『実さんの精神分析』 青空文庫
千秋万古、ついにこの二人がゆくえを知るものなく、まして一人の旅客が情けの光をや。
— 国木田独歩 『詩想』 青空文庫
杜鵑の歌に※斧に樹をきる如きひゞきして人を死ねよと鳴くほとゝぎす(花京)狂ひ女が万古の暗に高空の悲哀よぶとか啼く杜鵑(残紅) 前の歌の才気めざましきはさもある事|乍ら、人を死ねよのわざとらしきは、後の歌の、句様は余り有難からねど、よく杜鵑の意に叶ひたるには兄たる能はずやと云はむ。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
一輪の花も詳に之を察すれば、万古の思あるべし。
— 北村透谷 『内部生命論』 青空文庫
浪白ろく万古の響を伝へ、水蒼々として永遠の色を宿せり。
— 北村透谷 『一夕観』 青空文庫
中の生垣を隔てて、広い芝生があり、周辺には四阿屋、竹に万古焼の狸、鞦韆。
— 北原白秋 『白南風』 青空文庫
作例 · 標準
この国の文化は、万古不易の伝統として大切に受け継がれている。
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その美しい景色は、万古の昔から人々の心を癒してきた。
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「万古に栄えよ!」と、新しい時代の始まりを祝う声が響いた。
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