鏡匣
きょうこう
名詞
標準
mirror case
文例 · 用例
じゃあ、こっちから聞くが、なぜお前はきょうこうしてぬけぬけと遊んでいられるんだい」「そんなことを聞いて、おれを験そうというのだな」 と、その男は、歯をむいたが、「はははは、験したきゃ、験すがいい。
— 海野十三 『二、〇〇〇年戦争』 青空文庫
活けるしかばね――となって、あれからこっち、材木置場や町家の檐下で、寺社の縁などに雨露をしのいで江戸の町まちを当て途もなしにほっつき歩き、きょうこうしてはからずもお多喜の眼に触れて、その宗七の家へ引き取られたという仔細。
— 林不忘 『煩悩秘文書』 青空文庫
そんなにはやくはありませんが、ふわふわと、とうきょうこうのほうへとんでいきます。
— 江戸川乱歩 『かいじん二十めんそう』 青空文庫
しばらくすると、こばやしくんとポケット小ぞうと三人のだんいんは、モーターボートをかりて、とうきょうこうへのりだしていきました。
— 江戸川乱歩 『かいじん二十めんそう』 青空文庫
「あっ、せんこうていだっ」 林さんのひろいやしきは、すみだ川ととうきょうこうのさかい目の川ぎしにあったのです。
— 江戸川乱歩 『ふしぎな人』 青空文庫
そして、すぐにとうきょうこうのほうへしゅっぱつしました。
— 江戸川乱歩 『ふしぎな人』 青空文庫
そこは、もう、とうきょうこうのひろい海です。
— 江戸川乱歩 『ふしぎな人』 青空文庫
モーターボートは、しまをはなれて、とうきょうこうから、すみだ川のほうへすすんでいきました。
— 江戸川乱歩 『ふしぎな人』 青空文庫