化粧道具
けしょうどうぐ
名詞
標準
toilet articles
文例 · 用例
室の隅っこに淋しく残された鏡台、とり散らかされた化粧道具、(それが静かにダブッて) 鏡台の辺りに転がって居る一升徳利、もう一つコロコロ転がって来て二つコツンと衝突しました。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
しかし、なおよく見ていると、それは一種の化粧道具で、ただそれを猫と同じように使っているんだということがわかった。
— 梶井基次郎 『愛撫』 青空文庫
―― 猫の手の化粧道具!
— 梶井基次郎 『愛撫』 青空文庫
彼が顔を洗う前足の横側には、毛脚の短い絨氈のような毛が密生していて、なるほど人間の化粧道具にもなりそうなのである。
— 梶井基次郎 『愛撫』 青空文庫
神職 鏡――うむ、鉄輪――うむ、蝋燭――化粧道具、紅、白粉。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
そこへ……小路の奥の、森の覆った中から、葉をざわざわと鳴らすばかり、脊の高い、色の真白な、大柄な婦が、横町の湯の帰途と見える、……化粧道具と、手拭を絞ったのを手にして、陽気はこれだし、のぼせもした、……微酔もそのままで、ふらふらと花をみまわしつつ近づいた。
— 泉鏡花 『絵本の春』 青空文庫
唯机の上に鏡と化粧道具とがあつた。
— 木下杢太郎 『少年の死』 青空文庫
「お母さんの笑い声がしたがら、往ってみたが、何にも見えなかったよ」「そうですか、笑い声なんかするのは、おかしいのですね」「おかしいよ、何が来るだろう」「さあ」 朝になって老婆が起きてみると、お滝は皆の起きないうちに起きて顔を洗ったと見えて、表座敷へ鏡台や化粧道具を持ち込んで顔に白粉を塗っていた。
— 田中貢太郎 『狐の手帳』 青空文庫
作例 · 標準
旅行に行くときは、ミニサイズの化粧道具を持っていくと便利だ。
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彼女の化粧道具は、まるでプロのメイクアップアーティストのようだ。
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普段使いの化粧道具は、ポーチにまとめて収納している。
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