凶行
きょうこう
名詞
標準
(act of) violence
文例 · 用例
凶行の日も、つけていたんですよ。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
」 言い終わるやホームズは死人の膝から素早く鞭をとり、その鞭の先の輪を毒蛇の首にかけ凶行の場から引き離すと、蛇を腕いっぱいに伸ばして運び、鉄製の金庫の中へ投げ入れ閉じこめた。
— THE ADVENTURE OF THE SPECKLED BAND 『まだらのひも』 青空文庫
「殺人犯を捕まえるのが遅れたら、新たなる凶行の機会を与えることになる。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
その凶行に先だって通例、標的の人物へ奇抜な通知を送ることでよく知られる――樫葉の小枝、または甘瓜の種ないし橙の種など。
— THE FIVE ORANGE PIPS 『橙の種五粒』 青空文庫
この結社の組織ははなはだ完全にして手口ははなはだ徹底なるゆえ、立ち向かい無事なりし者も凶行から下手人に辿れたることもほとんど記録されず。
— THE FIVE ORANGE PIPS 『橙の種五粒』 青空文庫
「今すぐ凶行の現場へ出向かれますね、ホームズ先生?
— SILVER BLAZE 『シルヴァブレイズ』 青空文庫
しかしここでわかることはもうないようですから、今度は凶行の現場を見に行くとしましょう。
— SILVER BLAZE 『シルヴァブレイズ』 青空文庫
万吉が凶行を敢てしたのは、その留守である。
— 素木しづ 『惨事のあと』 青空文庫