凶荒
きょうこう
名詞
標準
poor crops
文例 · 用例
奈良末から平安初めに亘つて荒れた五所の御霊を、抑へるものとして、行疫・凶荒の神と謂はれるすさのをの命を憑むやうになり、而も此に、本縁づける為、天部神の梵名を称へる事にして、牛頭天王、地方によつては、武塔(答。
— 祭りの発生 その一 『ほうとする話』 青空文庫
彼の帰朝の年に諸国に現われた農作凶荒の兆は、彼が廃院に移った翌年に至って、ついに恐るべき現実となったのである。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
じゃあ、こっちから聞くが、なぜお前はきょうこうしてぬけぬけと遊んでいられるんだい」「そんなことを聞いて、おれを験そうというのだな」 と、その男は、歯をむいたが、「はははは、験したきゃ、験すがいい。
— 海野十三 『二、〇〇〇年戦争』 青空文庫
活けるしかばね――となって、あれからこっち、材木置場や町家の檐下で、寺社の縁などに雨露をしのいで江戸の町まちを当て途もなしにほっつき歩き、きょうこうしてはからずもお多喜の眼に触れて、その宗七の家へ引き取られたという仔細。
— 林不忘 『煩悩秘文書』 青空文庫
そんなにはやくはありませんが、ふわふわと、とうきょうこうのほうへとんでいきます。
— 江戸川乱歩 『かいじん二十めんそう』 青空文庫
しばらくすると、こばやしくんとポケット小ぞうと三人のだんいんは、モーターボートをかりて、とうきょうこうへのりだしていきました。
— 江戸川乱歩 『かいじん二十めんそう』 青空文庫
「あっ、せんこうていだっ」 林さんのひろいやしきは、すみだ川ととうきょうこうのさかい目の川ぎしにあったのです。
— 江戸川乱歩 『ふしぎな人』 青空文庫
そして、すぐにとうきょうこうのほうへしゅっぱつしました。
— 江戸川乱歩 『ふしぎな人』 青空文庫
作例 · 標準
凶荒の年が続き、多くの村が飢餓に苦しんだ。
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過去の凶荒の記録を調べ、食料備蓄の重要性を再認識した。
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「凶荒の時代には、わずかな食料でも命を救ったものだ。」と、祖父は遠い目をして語った。
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