後人
こうじん
名詞
標準
posterity
文例 · 用例
私は花田君子柳の下に棄てて、カバレット銀座、未来の情婦、万国の血をみて狂うメイ・フレデリック、私を見るや彼女の情熱死物狂い(その頃喫茶店インタナショナルの芸術家は珈琲とフランス菓子に驚歎して昆虫類が今後人間に代ってエゴイズムと排他主義、実行する。
— Love on Drought 『恋の一杯売』 青空文庫
此説、隣境にも及びて松前南部等にても港々にては多くは丹後人を忌みて送り出す事なり。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
後人こゝに於て慮を致すもの多し。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
当時の文人の源|英明にせよ、源為憲にせよ、今|猶其文は本朝文粋にのこり、其才は後人に艶称さるる人々も、皆文時に請いて其文章詞賦の斧正を受けたということである。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
それのみか然様いう恐ろしいところではあるが、しかし沈香を産するの地に流された因縁で、天香伝一篇を著わして、恵を後人に貽った。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
學をなすも亦然りで、學問の道もおのづから大門があり、正道があつて、師は之を教へ、世は之を示し、先づ坦々蕩々たる大道路を行かしめて、而して後人々の志すところに到らしめんとして居るのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
ギヨオテの鬼才を以て、後人をして彼の頭は黄金、彼の心は是れ鉛なりと言はしめしも、其恋愛に対する節操全からざりければなり。
— 北村透谷 『厭世詩家と女性』 青空文庫
露伴の如きが、その作者の一人であるということも、また後人が認めるであろう。
— 森鴎外 『鴎外漁史とは誰ぞ』 青空文庫
作例 · 標準
彼の残した膨大な研究資料は、後人の学者たちにとって計り知れない価値を持つ財産となった。
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歴史の真実は、当時の記録を丁寧に紐解く後人の判断に委ねられる部分が大きい。
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「わしの代で終わらせるのではなく、後人のためにこの森を守らねばならん」と老人は語った。
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