会食
かいしょく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #15819 · 青空 196 例
標準
eating together
文例 · 用例
会食室の戸が開いているからちらと見たら、三十くらいの意気な女と酒をのんでいる男があったが、顔はよく見えなかった。
— 寺田寅彦 『高知がえり』 青空文庫
例のボーイが cabin からいかがわしい写真を出して来て見せびらかしながら会食室へはいったと思うと、盛んに笑う声が洩れて来た。
— 寺田寅彦 『高知がえり』 青空文庫
独身者同様の村上は時にこうして十五ばかり年下の山崎と会食をしながら寛いだ気もちで談笑するのが好きであった。
— 九鬼周造 『かれいの贈物』 青空文庫
それからアウグステをばさんは、かう云ふ会食のある度に、三日前からと三日後までとを併せて、七日分の腹を拵へて置かうとしてゐるので、どうしたら、なる丈沢山|饒舌つて、同時になる丈沢山食べられるだらうかと云ふ研究に汲々としてゐる。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
わが国でも実業家政治家の中には人と会食するのが毎日のおもなる仕事だという人があると聞いてはいるが、三百六十五日間に四百回の宴会はどうかと思われる。
— 寺田寅彦 『記録狂時代』 青空文庫
それにしても、この四百回の会食を遂げたという事実の真実性を証明するための審査ははなはだめんどうであったろうと想像される。
— 寺田寅彦 『記録狂時代』 青空文庫
或夜大友は二三の友と会食して酒のやや廻った時、斯ういう事を言ったことがある「僕の知っている女でお正さんというのがあるが、容貌は十人並で、ただ愛嬌のある女というに過ないけれど、如何にも柔和な、どちらかと言えば今少しはハキハキしてもと思わるる程の性分で何処までも正直な、同情の深そうな娘である。
— 国木田独歩 『恋を恋する人』 青空文庫
それには表に ビジテリアン大祭次第挙祭挨拶論難|反駁祭歌合唱祈祷閉式挨拶会食会員紹介余興 以上と刷ってあり私たちがそれを受け取った時丁度九時五分前でした。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫