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師父

しふ
名詞
1
標準
fatherly master
文例 · 用例
この僧は唐時代の名僧で、解脱の道に就いては信ずるに足る師父として、日本でも昔から禅の宗門の間で、誰一人、尊敬しないものはなかった。
岡本かの子 宝永噴火 青空文庫
そのうちに、ものを蕩かして水と化するこの器の力で、悟空の臀部のほうがそろそろ柔らかくなりはじめたが、それでも彼はただ妖怪に捕えられた師父の身の上ばかりを気遣っていたらしい。
―沙門悟浄の手記― 悟浄歎異 青空文庫
ようやく助かったのちは、柔らかくなった己の尻のことを忘れ、すぐさま師父の救い出しにかかるのだ。
―沙門悟浄の手記― 悟浄歎異 青空文庫
悟空も八戒もただなんとなく師父を敬愛しているだけなのだから。
―沙門悟浄の手記― 悟浄歎異 青空文庫
)私は思うに、我々は師父のあの弱さの中に見られるある悲劇的なものに惹かれるのではないか。
―沙門悟浄の手記― 悟浄歎異 青空文庫
あの弱い師父の中にある・この貴い強さには、まったく驚嘆のほかはない。
―沙門悟浄の手記― 悟浄歎異 青空文庫
内なる貴さが外の弱さに包まれているところに、師父の魅力があるのだと、俺は考える。
―沙門悟浄の手記― 悟浄歎異 青空文庫
もっとも、あの不埒な八戒の解釈によれば、俺たちの――少なくとも悟空の師父に対する敬愛の中には、多分に男色的要素が含まれているというのだが。
―沙門悟浄の手記― 悟浄歎異 青空文庫
作例 · 標準
若い修行僧にとって、師父は厳しくも慈悲深い、尊敬すべき存在だった。
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彼は武道の師父として、弟子たちに技だけでなく、生きる道を説いた。
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私の祖父は、書道の師父として多くの生徒に慕われていた。
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