先師
せんし
名詞
標準
former teacher
文例 · 用例
泣け、と云うて、先師匠が、老人を、月夜七晩、雨戸の外に夜あかしに立たせまして、その家の、棟の瓦を睨ませて、動くことさえさせませなんだ。
— 泉鏡花 『白金之絵図』 青空文庫
明治二十五年(翁七十六歳)九月、先師喜多能静氏の年回(二十五回忌)として追善能が東都に於て催さるる事となった。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
秋田の人平田篤胤は、宣長の門に入つて二箇月にして宣長が歿し、親しく教へを受けることができなかつたが、宣長を先師と尊んで、その遺著によつて国学を励み、さかんに尊皇愛国の精神を鼓吹した。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
一日従先師淇園先生遊東山。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
「元日水西荘賦呈先師霊前」と云ふ詩がある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
卷尾には「享保八年|癸卯七月七日於京都、里村昌億翁以本書、乾正豪寫之」と云ふ奧書があつて、其次の餘白に、「先師次第」と題した略系と「玄川先祖より次第」と題した略系とが書き添へてある。
— 森鴎外 『壽阿彌の手紙』 青空文庫
先師次第にはかう記してある。
— 森鴎外 『壽阿彌の手紙』 青空文庫
わたくしは此略系を以て壽阿彌の書いたものとして、宗家の次第に先師と書したことに注目する。
— 森鴎外 『壽阿彌の手紙』 青空文庫
作例 · 標準
先師(せんし)の教えを胸に、日々精進しています。
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数年前に亡くなった先師(せんし)の法要が営まれた。
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先師(せんし)が残された研究資料は、今でも貴重な財産だ。
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