上巳
じょうし異読 じょうみ
名詞
標準
Doll's Festival (March 3)
文例 · 用例
さらにまた、N君はべつな本をひらいて私に見せたが、それには、「翌天保四年に到りては、立春吉祥の其日より東風頻に吹荒み、三月上巳の節句に到れども積雪消えず農家にて雪舟用ゐたり。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
其の上巳南楼に登るの詩に曰く、昔時 喜んで酒を飲み、白を挙げて 深きを辞せざりき。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
翌|上巳の日に、従軍の将士は忠利侯から御盃を頂戴した。
— 菊池寛 『恩を返す話』 青空文庫
又「上巳与余語觚庵犬冢吉人、有泛舟之約、雨不果、賦贈」の七絶さへある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
集に「上巳渉大猪水作、懐伊勢藤子文」の長古がある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
「上巳後一日早行、墨田川看花、帰時日景猶午、与横田万年同賦」として五絶がある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
」「翌日上巳(四日)値雨。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
三月上巳の節句は天保丙申の条に記した。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
作例 · 標準
桃の節句とも呼ばれる上巳の節句には、ひな人形を飾って娘の成長を祝う。
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上巳の日には、邪気を払うために川に形代を流す「流し雛」の行事が行われる。
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庭に咲き誇る桃の花を眺めながら、上巳の宴を楽しむのが貴族たちの風流だった。
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ウィキペディア
上巳(じょうし、じょうみ)とは、五節句の一つ。3月3日。「上巳の節句」(じょうしのせっく、じょうみのせっく)や旧暦の3月3日頃は桃の花が咲く季節であることから「桃の節句」(もものせっく)、雛祭りが行われることから「雛の節句」(ひなのせっく)とも呼ばれる(節句はいずれも節供とも表記)。
出典: 上巳 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0