節句
せっく
名詞頻度ランク #27065 · 青空 348 例
標準
seasonal festival
文例 · 用例
子供の初節句、結婚の披露、還暦の祝い、そういう機会はすべて村のバッカスにささげられる。
— 寺田寅彦 『田園雑感』 青空文庫
油地獄にも、ならずものの与兵衛とかいう若い男が、ふとしたはずみで女を、むごたらしく殺してしまって、その場に茫然立ちつくしていると、季節は、ちょうど五月、まちは端午の節句で、その家の軒端の幟が、ばたばたばたばたと、烈風にはためいている音が聞えて淋しいとも侘びしいとも与兵衛が可愛そうでならなかった。
— 太宰治 『音に就いて』 青空文庫
事件は今から七日前、娘のお春が三つの節句の雛を片附けた晩のことであつた。
— お文の魂 『半七捕物帳』 青空文庫
そのうち二月も過ぎて、娘のお春の節句が來た。
— お文の魂 『半七捕物帳』 青空文庫
「あとはまたお節句に団子をこしらえてやるせに、それにつけて食うんじゃ。
— 黒島傳治 『砂糖泥棒』 青空文庫
ちょうど今ごろ五月の節句のかしわ餅をつくるのにこの葉を採って来てそうしてきれいに洗い上げたのを笊にいっぱい入れ、それを一枚一枚取っては餅を包んだことをかなりリアルに思い出すことができる。
— 寺田寅彦 『庭の追憶』 青空文庫
「ドド……胴と……足が……ベベベ別々に……ワワワワァ――ッ……」 時は徳川十一代将軍家斉公の享和二年三月十一日、桃のお節句以来、晴れ続いた朝のことであった。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
……雛の節句のあくる晩、春で、朧で、御縁日、同じ栄螺と蛤を放して、巡査の帳面に、名を並べて、女房と名告って、一所に詣る西河岸の、お地蔵様が縁結び。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
作例 · 標準
桃の節句には、娘の健やかな成長を願って雛人形を飾るのが我が家の習わしだ。
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端午の節句になると、近所のあちこちで立派な鯉のぼりが空を泳ぐ。
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「今日は節句だから、奮発してちらし寿司でも作ろうかしら。」
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ウィキペディア
節句(せっく)は、伝統的な年中行事を行う季節の節目(ふしめ)となる日である。節供(せっく)、古くは節日(せちにち)とも言われる。
出典: 節句 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0