参詣
さんけい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #36324 · 青空 1431 例
標準
visit to a temple or shrine
文例 · 用例
近辺の寺々いずこも参詣人多く花屋の店頭黄なる赤き菊|蝦夷菊堆し。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
市民の生活といっても、当時交通不便にして、富士登山が容易でなかったために、旧暦の六月|朔日には、市中と郊外にある富士山の形に擬えた小富士や、富士権現を勧請した小社に、市民が陸続参詣した。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
神さびた境内にたたずんで、夜山をかけた参詣の道者が、神前に額ずいての拍手を聞きながら、「日本の山には、名工の建築があるからいいなあ」と思った。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
四 富士浅間神社 浅間神社の後からならでは、出すまじき馬を、番頭が気を利かして、宿まで馬士にひかせて来てくれたが、私はやはり、参詣を済ませてから乗りたいため、馬を社後まで戻させ、手軽なリュックサックを提げて町を歩きだした。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
そればかりではない、足利時代の『鷹筑波集』からも、猿楽狂言からも、また貞徳の「独吟百韻」からも、富士|詣の群衆のざわめきは、手に取るように聞えるが、それらの参詣者は、皆この村山口を取ったものであるらしい。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
御中道に昔は小舎がなくて、参詣の道者が難渋するため、そのうちの難所たる大沢に、お助け小舎を置いたそうだが、それは疾くにつぶれて、今のは粗末ながら、普通の旅人宿めいた小舎である。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
おなじ長屋に住んでいる鋳掛錠前直しの職人の女房が七歳になる女の児をつれて、神明のお宮へ参詣に行って、四ツ(午後十時)少し前に帰って来ると、その晩は月が冴えて、明るい屋根の上に露が薄白く光っていた。
— 猫騒動 『半七捕物帳』 青空文庫
あれはたしか安政の大地震の前の年でした」 七月十日は浅草観音の四万六千|日で、半七は朝のうす暗いうちに参詣に行った。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
新年を迎えるにあたり、家族で近くの神社へ初詣に参詣した。
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お遍路さんは四国八十八ヶ所の寺院を巡り、熱心に参詣を続けている。
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遠方から多くの人がその古刹に参詣するため、いつも賑わっている。
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