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不羈

ふき
名詞頻度ランク #19657 · 青空 84
1
標準
freedom
文例 · 用例
むしろディオニソス的なる、奔放不羈の自由を欲求してゐた。
萩原朔太郎 芥川龍之介の死 青空文庫
要するに西鶴が冷静|不羈な自分自身の眼で事物の真相を洞察し、実証のない存在を蹴飛ばして眼前現存の事実の上に立って世界の縮図を書き上げようとしている点が、ある意味で科学的と云っても大した不都合はないと思われる。
寺田寅彦 西鶴と科学 青空文庫
ただこれぎりなら夏らしくもないが、さて一種の濁った色の霞のようなものが、雲と雲との間をかき乱して、すべての空の模様を動揺、参差、任放、錯雑のありさまとなし、雲を劈く光線と雲より放つ陰翳とが彼方此方に交叉して、不羈奔逸の気がいずこともなく空中に微動している。
国木田独歩 武蔵野 青空文庫
かれが天稟の楽人ならば、われも不羈の作家である。
太宰治 盲人独笑 青空文庫
放縦に大胆に、不羈、専横に、心のままにして差支えない。
泉鏡花 海神別荘 青空文庫
子路が他の所ではあくまで人の下風に立つを潔しとしない独立|不羈の男であり、一諾千金の快男児であるだけに、碌々たる凡弟子然として孔子の前に侍っている姿は、人々に確かに奇異な感じを与えた。
中島敦 弟子 青空文庫
独立|不羈、神を神とも思わず、ダメス王の鼻はこうして遂に神の法廷を威圧して終いました。
夢野久作 鼻の表現 青空文庫
独立不動と不羈の向上――は余が秘密に授けた鼻の使命であった。
夢野久作 鼻の表現 青空文庫
作例 · 標準
彼は不羈の精神を持ち、何者にも縛られずに自分の道を歩んできた。
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自由を愛する不羈の魂は、多くの芸術家にとって創作の原動力となっている。
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長年の圧政から解放された人々は、ついに不羈の喜びを手に入れた。
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