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吹き

ふき
名詞頻度ランク #8541 · 青空 912
1
標準
blowing (e.g. of the wind)
文例 · 用例
明け放された窓からは初夏の風がサカンに頬や帽子の鍔に吹きつけてゐた。
中原中也 我が生活 青空文庫
ヘルンはそれがたいへん気に入り、『面白いの音』といいながら、頬をふくらして、ボオボオと吹き鳴らしては、また『いかに面白い』といって吹き続けた。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
あのビルヂングの林立する新宿の町々に、かうした多くの人物が生棲してゐることを考へ、都會の隅々に吹きめぐる秋風の蕭條といふ響を聞いた。
萩原朔太郎 悲しい新宿 青空文庫
古いノオトのちりを吹き払って、カントやヘエゲルやマルクスを、もういちど読み直して、それから、酒をつつしんで新しい本も買いたい。
太宰治 多頭蛇哲学 青空文庫
僕は大井広介とは、遊んだ事もあまり無いし、今日まで二人の間には、何の恩怨も無かった筈だが、どういうわけか、このような難題を吹きかける。
太宰治 無題 青空文庫
故に、芸術とは、興味が、笑ひといふ自然的作品よりも、作品といふ人力の息吹きのかゝつたものを作り出すためには、興味そのものの内部に、生活人よりも格段と広い世界を有さねばならぬ。
中原中也 芸術論覚え書 青空文庫
それが聞えなくなつてから間もなくして、その時書斎で読書してゐた耕二の兄は、机の前の障子の中硝子から弟(一字不明)口笛を吹きながら仰向勝に耕二(五字不明)を、みた。
中原中也 耕二のこと 青空文庫
そしてレコードに吹き込んで呉れるかも知れない……ニツトー……ツバメか……鷲、さあ……」 私は何時の間にやらロマンチックな浮々しさになつてゐた。
中原中也 その頃の生活 青空文庫
作例 · 標準
冬の日本海は、一日中冷たい風の吹きが強く、波も荒い。
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窓から吹き込む風の吹きが、カーテンを大きく揺らし、部屋に心地よい涼しさをもたらした。
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山の稜線では、常に強い風の吹きにさらされているため、植物もたくましく育つ。
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2
標準
playing (a wind instrument)
作例 · 標準
彼は幼い頃からトランペットの吹きに熱中し、将来はプロの演奏家を目指している。
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この曲のフルートの吹きは非常に難易度が高く、高度なテクニックが要求される。
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彼女のクラリネットの吹きは、情感豊かで聴衆を魅了してやまない。
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3
標準
(pair of) bellows
作例 · 標準
鍛冶屋の職人は、炉の火力を上げるために大きな吹きを何度も踏み込んだ。
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キャンプの焚き火で、火力が弱まったので吹きを使って空気を送った。
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暖炉の火を熾す際、昔ながらの革製の吹きが重宝されている。
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4
標準
casting
作例 · 標準
この美術品は、熟練の職人による精巧な銅の吹きで作られたものだ。
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金属の吹き作業は、非常に高温で行われるため、安全管理が徹底されている。
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工場では、大型機械の複雑な部品が次々と砂型による吹きで製造されていた。
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