蕗
ふき異読 ふふき・フキ
名詞多音語頻度ランク #19657 · 青空 563 例
標準
giant butterbur (Petasites japonicus)
文例 · 用例
三時頃の薄い日影が庭半分にさしていて、梅の下には蕗の薹が丈高くのびて白い花が見えた。
— 伊藤左千夫 『守の家』 青空文庫
神農像に饌ささぐと、 学士はつみぬ蕗の薹。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
蕗を泉に浸していたのだ。
— 宮沢賢治 『泉ある家』 青空文庫
) 富沢は蕗をつけてある下のところに足を入れてシャツをぬいで汗をふきながら云った。
— 宮沢賢治 『泉ある家』 青空文庫
※ 三疋がカン蛙のおうちに着いてから、しばらくたって、ずうっと向ふから、蕗の葉をかざしたりがまの穂を立てたりしてお嫁さんの行列がやって参りました。
— 宮沢賢治 『蛙のゴム靴』 青空文庫
* 三疋がカン蛙のおうちに着いてから、しばらくたって、ずうっと向うから、蕗の葉をかざしたりがまの穂を立てたりしてお嫁さんの行列がやって参りました。
— 宮沢賢治 『蛙のゴム靴』 青空文庫
濕地には水芭蕉の青々とした廣葉が枯葦の間から、谷間には蕗の薹や福壽草が腐つた蕗の葉を蹴破つて、ずん/\と延びて行く。
— 有島武郎 『春』 青空文庫
ほろ苦き中に味あり蕗の薹 この句は父性愛の譬えとして好適の句だと思います。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
作例 · 標準
春になると、庭の片隅から大きな蕗の葉が力強く顔を出す。
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山菜採りで採れたての蕗を、丁寧にアク抜きして煮物にした。
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蕗味噌は、ご飯のお供にぴったりの、春の訪れを感じさせる味わいだ。
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