不軌
ふき
名詞頻度ランク #19657 · 青空 30 例
標準
lawlessness
文例 · 用例
それから大それた不軌を図つたと云ふこと、丁度一年半程前に、紀州の石川を堀江の或旅館に訪問した等のことが原因であり実行であるのだと云ふこと、誰が何を云つて、自分が何を聞いたか。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
幸徳某|外二十幾名が不軌を計つたと伝へられ、やがてそれが検挙となつて裁判沙汰に行はれた。
— 平出修 『畜生道』 青空文庫
事皇室に対する不軌罪である。
— 平出修 『畜生道』 青空文庫
天子の正朔を奉ぜず、敢て建文の年号を去って、洪武三十二年と称し、道衍を帷幄の謀師とし、金忠を紀善として機密に参ぜしめ、張玉、朱能、丘福を都指揮|僉事とし、張、榑、栢、桂、楚楚」は底本では「し、備さに苦毒を極め、迫りて臣|不軌を謀ると言わしめ、遂に宋忠、謝貴、張を執え、始めて奸臣|欺詐の謀を知りぬ。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
今游侠、其行雖不軌於正義、然其言必信、其行必果、已諾必誠、不愛其躯、赴士之阨困、既已存亡死生矣、而不矜其能、羞伐其徳、蓋亦有足多者。
— 北村透谷 『徳川氏時代の平民的理想』 青空文庫
故に彼らはいわゆる浪人の身となった結果、往々生活に窮し、動もすれば暴行を働いて良民を苦しめ、あるいは乱を思い不軌を謀る者さえ生じたのは、けだし自然の勢ともいうべきであろう。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
宋蘇卿明の真宗の命に因り此村大炊之助と名乗り、奴|矢田平と共に真柴久次に仕へ、不軌を謀りしが、事|顕れて自尽す。
— 三木竹二 『両座の「山門」評』 青空文庫
然り彼は不軌の臣也、然れども、彼は不軌の何たるかを知らざりし也。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
作例 · 標準
古代の統治者は、不軌の行為に対しては厳罰で臨んだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の不軌な振る舞いは、ついに周囲の人々の怒りを買うことになった。
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戦乱の世では、不軌を働く者たちが横行し、治安が極度に悪化した。
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