韶光
しょうこう
名詞
標準
beautiful spring scenery
文例 · 用例
大納言|公任卿が朗詠集に入れられたる菅家の詩に「送春不用動舟車唯別残鴬与落花若使韶光知我意今※旅宿在詩家」此御作は 延喜帝いまだ東宮たりし時|令旨ありて一時の間に十首の詩を作り玉ひたる其一ツなり。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
お医者さまに死んでしまったとおっしゃって、ヘンリッヒとミンナののどを見て、「しょうこう熱」ですね、おくさん、もっと早くわたしをよびに来なければだめですと、むずかしい顔をしておっしゃったわ。
— LITTLE WOMEN 『若草物語』 青空文庫
」 のこるのは、ジョウにきまりましたが、エミイは、どうしてもいかないといい、いくくらいなら、しょうこう熱にかかったほうがいいと、だだをこねはじめました。
— LITTLE WOMEN 『若草物語』 青空文庫
バンクス先生がいらして、ベスにはしょうこう熱のきざしがあると診断しました。
— LITTLE WOMEN 『若草物語』 青空文庫
第十八 つづく暗い日 ベスは、まぎれもなく、しょうこう熱でした。
— LITTLE WOMEN 『若草物語』 青空文庫
けれどもどうでしょうこういう軍人教育者実業家などが公務をしまって家へ帰ってさあこれからがおれの身体だという場合に、やはり同じような窮屈極まる生活に甘んずるでしょうか。
— ――明治四十四年八月堺において述―― 『中味と形式』 青空文庫
なれどもいざとなりますと、お女中がたのかなしみは又かくべつでござりまして、あゝ、それではいよ/\お城のうんめいがきわまって、とのさまはうちじにあそばすのかとどなたも途方にくれるばかりで、一人もしょうこうの席へすゝもうとはなさりませぬ。
— 谷崎潤一郎 『盲目物語』 青空文庫
孰方にしたかてこないなったらもう一刻も猶予出来へん、グズグズしてたら光子さん一歩も外い出られんようになるよって早う兼ねての約束通り覚悟きめよいいましたもんの、そいでもどうしょうこうしょういうて毎日相談してましたら、そのうちにとうど浜寺のこと出始めましてん。
— 谷崎潤一郎 『卍(まんじ)』 青空文庫
作例 · 標準
麗らかな韶光の中、公園のベンチでうたた寝をするのは最高の贅沢だ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
厳しい冬がようやく終わり、野山は柔らかな韶光に包まれて生命の息吹を感じさせる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
文豪たちは、この地を訪れては美しい韶光を愛で、数々の名作を書き残した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview