景色
けしき異読 けいしょく
名詞頻度ランク #4647 · 青空 5143 例
標準
scenery
文例 · 用例
此処の景色を私は好きである、坂は段々勾配を増し、酔つて夕陽に照らされてスタコラゆけば、まるで我が身か、我が身が運ぶ箱か分らず、多分今飲んだビールを運ぶ容器であるに相違なからう。
— ――不真面目なわが心…… 『その一週間』 青空文庫
記憶はほの白む汽車の窓にわびしい東雲をながめるやうで過ぎさる生活の景色のはてをほのかに消えてゆく月のやうだ。
— 萩原朔太郎 『記憶』 青空文庫
何といふ悲しい景色だらう。
— 萩原朔太郎 『悲しい新宿』 青空文庫
だから特別の新らしい趣味で、赤城や軽井沢のやうな高原的風望を好いといふ人や、反対に少し古い趣味で塩原のやうなアカデミツクの景色――山あり、谷あり、滝あり、紅葉ありといつたやうな景色――を悦ぶやうな人や、その他特別の意味での情趣をたづねるやうな人には、伊香保はあまり好かれない温泉である。
— 萩原朔太郎 『石段上りの街』 青空文庫
どこか南画くさい、古い趣味の美文めいたあの辺の景色は、今日ではむしろ俗である。
— 萩原朔太郎 『石段上りの街』 青空文庫
欄下の溜池に海蟹の鋏動かす様がおかしくて見ておれば人を呼ぶ汽笛の声に何となく心|急き立ちて端艇出させ、道中はことさら気を付けてと父上一句、さらば御無事でと子供等の声々、後に聞いて梯子駆け上れば艫に水白く泡立ってあたりの景色廻り舞台のようにくる/\と廻ってハンケチ帽子をふる見送りの人々。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
伏見人形に思い出す事多く、祭り日の幟立並ぶ景色に松蕈添えて画きし不折の筆など胸に浮びぬ。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
湖上の景色見飽かざる間に彦根城いつしか後になり、胆吹山に綿雲這いて美濃路に入れば空は雨模様となる。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
作例 · 標準
窓から見える景色は、四季折々で表情を変える。
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この場所からの景色は、息をのむほど美しい。
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旅行中は、美しい景色を写真にたくさん収めた。
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