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祖先

そせん
名詞頻度ランク #12684 · 青空 2483
1
標準
ancestor
文例 · 用例
彼女の遠い祖先のスペインの血は、その顔にも現れて、はげしい苦闘的なものを印してゐた。
中原中也 デボルド―※ルモオル 青空文庫
祖先達の習慣が私の中で、精巧な銃があれば好いにと言ふ。
小林秀雄に 小詩論 青空文庫
蔦かずらの這う古く懐かしい家の中で、薪の燃えるストーヴの火を囲みながら、老幼男女の一家族が、祖先の画像を映す洋燈の下で、むつまじく語り合うことを言うのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
この鯨絵巻の写しや、硯石で昔から知られた行当岬のスケッチや、祖先の出身だという一世一海和尚の墓の絵などが郷里の家に保存してあったはずであるが、いつの前にかもう無くなってしまったか、それともまだ倉の中のどこかに隠れているか不明である。
寺田寅彦 初旅 青空文庫
燧の鉄と石の触れあう音、迸る火花、ホクチの燃えるかすかな囁き、附け木の燃えつくときの蒼白な焔の色と亜硫酸の臭気、こうした感覚のコムプレッキスには祖先幾百年の夢と詩が結び付いていたような気がする。
寺田寅彦 追憶の冬夜 青空文庫
それであの親切な情誼の厚い田舎の人たちは切っても切れぬ祖先の魂と影とを弊履のごとく捨ててしまった。
寺田寅彦 田園雑感 青空文庫
そうした田舎の塵塚に朽ちかかっている祖先の遺物の中から新しい生命の種子を拾い出す事が、為政者や思想家の当面の仕事ではあるまいかという気もする。
寺田寅彦 田園雑感 青空文庫
我等が祖先のニュートンはいかにエライ者であったかと云う事を考えると隣の車井戸の屋根でアホーと鴉が鳴いた。
寺田寅彦 窮理日記 青空文庫
作例 · 標準
お盆には、先祖の霊を迎えるために、墓参りをし、祖先を供養する。
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彼は、自分の祖先がどのような人生を送ってきたのか、家系図を調べている。
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この古い家には、代々伝わる調度品があり、祖先を偲ぶことができる。
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