五畿
ごき
名詞
標準
the Five Home Provinces (Yamato, Yamashiro, Settsu, Kawachi, and Izumi)
文例 · 用例
仁和三年七月の地震は山城、摂津をはじめ五畿七道にわたった大地震で、海に近い所は海嘯の難を被ったが、そのうちでも摂津の被害は最も甚だしかった。
— 田中貢太郎 『日本天変地異記』 青空文庫
と云はれたれば、博士は『魏志』の邪馬臺を五畿内の大和と見做し、卑彌呼を神功皇后に擬したるなり。
— 白鳥庫吉 『倭女王卑彌呼考』 青空文庫
二 左近を打たせた三人の侍は、それからかれこれ二年間、敵兵衛の行く方を探って、五畿内から東海道をほとんど隈なく遍歴した。
— 芥川龍之介 『或敵打の話』 青空文庫
是より先き彼は屡々五畿及び江濃尾勢の諸国に漫遊せしかども未だ嘗て千里の壮遊を試みざりし也。
— 山路愛山 『頼襄を論ず』 青空文庫
それがだん/\に東へ東へと進んで行きまして、五畿内地方からその附近が金屬を用ひる時代になりましたが、東北地方にはその後長く、石器時代の文化が殘つてゐたものと思はれます。
— 濱田青陵 『博物館』 青空文庫
さて内地において商社を建て、兵庫港なれば五畿内四国南海道の大名は申すに及ばず、商人百姓たりとも望みによってはその社に入れ同心一致しあいともに船を仕立て乗り出だし交易すべし。
— 徳富蘇峰 『将来の日本』 青空文庫
間もなく法皇は義仲に対して不信の念を持たれているという噂が広まると、最初は義仲に従っていた五畿内の武士も彼から離れ、義仲も孤立の形勢になってきた。
— 第八巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
五畿七道へ通じる八達の路は開けて交通の要衝であり、百姓万民心を安んじて生業にはげむことのできる土地であった。
— 第五巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
作例 · 標準
古代日本の行政区分において、五畿は政治の中心地として重要な役割を担った。
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彼は歴史の授業で、山城や大和といった五畿の名前を暗記するのに苦労した。
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五畿とは、京都を中心とした周辺の五つの国の総称であることを説明した。
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