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碁器

ごき
名詞
1
標準
goke
文例 · 用例
その所の真ん中に一間半四方ほどの茅ぶきの東屋を建て、この内に四、五尺四方、高さ三、四尺ばかりに土をもて築き上げ、その上へ碁盤をおき、盤の上に碁器を二つならべ、軒には七五三飾り、賽銭箱を置き、この家へはいり、「火を借用申したし」と言い入るうちに、六十ばかりの老人一人ありて、ほかに人も見えず。
井上円了 迷信と宗教 青空文庫
向こうの方にかざり置かれしは碁盤、碁器と見えたり。
井上円了 迷信と宗教 青空文庫
何うせ親分なんかに負けつこがないんだから」「言つたね、さア來い」 二人は又怪しげな碁器の中の石をガチヤガチヤ言はせて、果し合ひ眼で對しました。
名馬罪あり 錢形平次捕物控 青空文庫
どうせ親分なんかに負けっこがないんだから」「言ったね、さア来い」 二人はまた怪しげな碁器の中の石をガチャガチャいわせて、果し合い眼で対しました。
名馬罪あり 銭形平次捕物控 青空文庫
大石鶴松は、金五郎の前に、碁盤のあるのを見ると、「一番、昨日の仇討を」 といって、もう、黒石の碁器を取った。
火野葦平 花と龍 青空文庫
まあ、どうでせう、私にものを言ふ時には、いつも口ごもつて聞きとれないやうな大儀さうな言ひ方ばかりする癖に、あの娘さんには、まるで人が變つたみたいにあんな若やいだ聲を出して、たいへんごきげんさうに、おしやべりしていらしたぢやないの。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
けれどもそのときはもう硝子の呼子は鳴らされ汽車はうごき出しと思ふうちに銀いろの霧が川下の方からすうっと流れて来てもうそっちは何も見えなくなりました。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
波がうごき波が足をたたく。
宮沢賢治 台川 青空文庫
作例 · 標準
桑の木を削り出して作られた碁器は、使い込むほどに深い艶が出てくる。
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対局の開始前に、碁石が入った碁器の蓋を恭しく開ける動作が好きだ。
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彼は父の形見である高価な碁器を、今でも大切に手入れして使い続けている。
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