和泉
いずみ
名詞頻度ランク #18175 · 青空 593 例
標準
Izumi (former province located in the southwest of present-day Osaka Prefecture)
文例 · 用例
さて神田川は上に述べし柳原橋下の一流に会するところより上○和泉橋下を経て、昌平橋、万世橋、御茶の水橋、水道橋、小石川橋を過ぎ、飯田橋手前にて西北より来り注ぐところの江戸川の一水を呑み、飯田橋上流牛込揚場に至つて尽く。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
○三月二十八日、神田和泉町より出火して、市村座も類焼。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
笑顔は芝の涌泉堂という本屋の主人で、傍らに著作の筆を執っていたが、何か一つ当り物をこしらえようと考えた末に、かの鬼武の「自来也物語」から思いついて、蝦蟇の妖術、大蛇の怪異という角書をつけて「児雷也豪傑|譚」という草双紙を芝神明前の和泉屋から出すと、これが果して大当りに当った。
— 岡本綺堂 『自来也の話』 青空文庫
廿一日、壬戌、和田平太胤長の女子、父の遠向を悲しむの余、此間病悩、頗る其恃少し、而るに新兵衛尉朝盛、其聞甚だ胤長に相似たり、仍つて父帰来の由を称して訪ひ到る、少生聊か擡頭して一瞬之を見、遂に閉眼すと云々、同夜火葬す、母則ち素懐を遂ぐ、西谷の和泉阿闍梨戒師たりと云々。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
南禅寺霊三和尚の慶長二年の氏郷像賛に「可惜談笑中窃置|鴆毒」の句が有ったとしても、それは蒲生の家臣の池田和泉守が氏郷の死を疑ったに出た想像に本づいたものであろう。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
其挙周を出世させようとして、正月の司召始まる夜、雪のひどく降ったのに鷹司殿にまいりて、任官の事を願いあげ、「おもへ君、かしらの雪をかきはらひ、消えぬさきにといそぐ心を」と詠んだので、道長も其歌を聞いて、哀れを催し、そこで挙周を其望み通り和泉守にしてやった。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
ところが相手の女もまだ若くて、中々赤染右衛門の代作の手はしの利いている歌に返歌は出来なかったが、幸に其の姉分に和泉式部という偉い女歌人があったから、それに頼んで答をして貰った。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
和泉式部の代作の恋の歌も今確存しているのである。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
作例 · 標準
摂津、河内、和泉の三国は、現在の大阪府の領域とほぼ重なる。
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彼は幕府から和泉守に任じられ、領内の治水工事に尽力した。
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和泉地方は古くからため池が多く、綿織物などの地場産業が発展してきた。
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かつての和泉国にあたる地域では、現在でも秋に勇壮なだんじり祭りが催される。
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ウィキペディア
和泉(いずみ)は、令制国の和泉国に由来する地域名称。現在の大阪府南西部にあたる。
出典: 和泉 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0