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五畿内

ごきない
名詞
1
標準
the Five Home Provinces (Yamato, Yamashiro, Settsu, Kawachi, and Izumi)
文例 · 用例
と云はれたれば、博士は『魏志』の邪馬臺を五畿内の大和と見做し、卑彌呼を神功皇后に擬したるなり。
白鳥庫吉 倭女王卑彌呼考 青空文庫
二 左近を打たせた三人の侍は、それからかれこれ二年間、敵兵衛の行く方を探って、五畿内から東海道をほとんど隈なく遍歴した。
芥川龍之介 或敵打の話 青空文庫
それがだん/\に東へ東へと進んで行きまして、五畿内地方からその附近が金屬を用ひる時代になりましたが、東北地方にはその後長く、石器時代の文化が殘つてゐたものと思はれます。
濱田青陵 博物館 青空文庫
さて内地において商社を建て、兵庫港なれば五畿内四国南海道の大名は申すに及ばず、商人百姓たりとも望みによってはその社に入れ同心一致しあいともに船を仕立て乗り出だし交易すべし。
徳富蘇峰 将来の日本 青空文庫
間もなく法皇は義仲に対して不信の念を持たれているという噂が広まると、最初は義仲に従っていた五畿内の武士も彼から離れ、義仲も孤立の形勢になってきた。
第八巻 現代語訳 平家物語 青空文庫
たしか彼が十八歳の時と思いますが、鳥羽殿の宝蔵に五畿内随一といわれた賊二人が逃げこんだことがありました。
第五巻 現代語訳 平家物語 青空文庫
天文のはじめ四百人の野武士を統率する関東一の乱破の大将になり、あらゆる合戦に参加して五畿内の戦場を馳せめぐっていた。
久生十蘭 うすゆき抄 青空文庫
(今にも、また、合戦が) と、恟々たるものは、大坂城を中心とする五畿内の住民を通じての空気であり、また、(これからは、ほっとできよう) と、いうのが江戸城を繞る一般市民の心理であった。
二天の巻 宮本武蔵 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代の地図を見ると、五畿内が日本の中心として詳細に描かれている。
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五畿内から各地へ向かう道は、巡礼者や商人でいつも賑わっていたという。
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五畿内の文化は、洗練された都の文化として地方から憧れの的だった。
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