数寄者
すきしゃ
名詞
標準
man of refined tastes
文例 · 用例
この会に集まるほどの者は、いずれも多左衛門に劣らぬ数寄者であるから、勿論その絵馬を知っていた。
— 正雪の絵馬 『半七捕物帳』 青空文庫
4 すべて茶を煮るには、炭加減と水の品とを吟味することが肝腎で、むかしの数寄者は何よりもこれに心をつかったものだ。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
主人は代々上品な数寄者であって、いろいろその頃の名工の作など集められた。
— 大隈綾子刀自の思い出 『幕末維新懐古談』 青空文庫
この人もまた美術愛好家であって、夏雄さんの彫り物では鏡蓋、前金具、煙管など沢山に所持しており、また古いものにも精通しておられ、柏木貨一郎というとその頃の数寄者仲間には知られた人で、同氏が所持していたものといえば、それを譲り受けるにも人が安心した位、信用のあった人でありました。
— 大隈綾子刀自の思い出 『幕末維新懐古談』 青空文庫
これは、注文者がもし素人の数寄者とでもいうのであれば、あるいはそうすることも時宣に依ってかまわぬことでもあろうが、若井氏は商売人である。
— 矮鶏の作が計らず展覧会に出品されたいきさつ 『幕末維新懐古談』 青空文庫
しがたいとするなら、いうまでもなく高禄の者が、それもよほどの数寄者好事家が、買うか、鍛たせたかに相違ないのです。
— 千柿の鍔 『右門捕物帖』 青空文庫
茶事に用いる三つ羽箒には野雁の尾羽を好しとするが、その中でも黒に白斑のあるのを第一とし、白に黒斑のあるのを第二とし、数寄者は非常に珍重するので、その価も高い。
— 吉良の脇指 『半七捕物帳』 青空文庫
疵入の雲山は数寄者から富豪へ、富豪から大名へと、次々に譲渡されて、最後にすばらしい値打と評判とをもつて、ある東国の大名の手に納まりました。
— 薄田泣菫 『利休と遠州』 青空文庫
作例 · 標準
その邸宅の主は有名な数寄者で、全国から珍しい茶器を集めている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼は若いながらも数寄者としての資質があり、和歌にも造詣が深い。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
数寄者たちが集う歌会で、彼は自慢の一句を披露した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
標準
lewd man
作例 · 標準
彼はなかなかの数寄者で、夜な夜な花街へ繰り出しているという噂だ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
あの男は数寄者だから、女性の扱いには慣れているだろう。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
隠居した後は、数寄者として気ままな色恋沙汰を楽しんでいる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview