無趣味
むしゅみ
形容動詞名詞-の形容詞名詞
標準
having no hobbies
文例 · 用例
無趣味太宰治 この、三鷹の奧に移り住んだのは、昨年の九月一日である。
— 太宰治 『無趣味』 青空文庫
私は自分が無趣味だから、米斎君の外の方面の事は殆ど知りません。
— 岡本綺堂 『久保田米斎君の思い出』 青空文庫
実に詩人の為すべきことは、人の無趣味とし、殺風景とし、俗悪とし、*プロゼックとするものに就いてさえ、新しき詩美を発見し、詩の世界を豊富にして行くことに存するのである。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
然るに言語というものは、芸術上に使用されてのみ、始めて美や含蓄やを持つのであるから、かく実用語として閑却された日本語は、久しい間何の洗練もなく発展もなく、無趣味|雑駁な俗語として、単に日常生活の所用を弁ずるだけの言語として止まっていた。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
夫の理学士は、多年西洋に留学して、身は顕職にありながら純然たる学者肌で、無慾、恬淡、衣食ともに一向気にしない、無趣味と云うよりも無造作な、腹が空けば食べるので、寒ければ着るのであるから、ただその分量の多からんことを欲するのみ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
無趣味な鶴にとって、それは奇怪といってもよいほど、いかにも唐突きわまる衝動であった。
— 太宰治 『犯人』 青空文庫
男爵は、いったいに無趣味の男であった。
— 燭をともして昼を継がむ。 『花燭』 青空文庫
無趣味は、時間的|乃至は性格的な原因からでなくて、或いはかれの経済状態から拠って来たものかも知れない。
— 燭をともして昼を継がむ。 『花燭』 青空文庫
作例 · 標準
彼は仕事一筋で、無趣味な人生を送っている。
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週末も家にこもりがちで、自分は無趣味だと感じている。
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友人に趣味は何かと聞かれて、無趣味だと答えるのが少し恥ずかしかった。
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標準
tasteless
作例 · 標準
あのインテリアは、どうにも無趣味で落ち着かない。
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彼女の選ぶ服はいつも無趣味で、あまり褒められたことがない。
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無趣味なデザインのTシャツは、着る人を選ばないだろう。
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