趣味人
しゅみじん
名詞
標準
hobbyist
文例 · 用例
彼は人伝てにこの事を聞いたとき、政治家の傍、あれだけの趣味人である老公が、舌に於て最後に到り付く食味はそんな簡単なものであるのか。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
市民一般に趣味人をもって任ずるこの古都には、いわゆる琴棋書画の会が多かった。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
それが拓本老職人の古風な着物や袴を仕立て直した衣服を身につけて座を斡旋するさまも趣味人の間には好もしかった。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
志賀直哉を愛読しています、と言えばそれは、おとなしく、よい趣味人の証拠ということになっているらしいが、恥しくないか。
— 太宰治 『如是我聞』 青空文庫
このような類、学者のような、好事家(趣味人)のような、奇人のような者が甚だ少なくない。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
それほどではなくても、趣味人とか風流人とか云はれるもののなかには、なんでも「美しく」ありさへすればいゝといふやうな態度で、生活万般を律してゐるものがあります。
— ――力としての文化 第三話 『戦争と文化』 青空文庫
群盲象を撫して、一生をその儘に過すなどは名誉ある趣味人とはいえまい。
— 北大路魯山人 『茶美生活』 青空文庫
これはこれなりに発達さして行けばよいのでありますが、事ひとたび高級な趣味人の眼に投ぜんとする目的を有するとか、更に登って純真な程度の高い芸術に心を浸さずんば止み難いというような作家魂をもって製作しようとするには、まず機械の有難さを無視してかからねばならんと思います。
— ―芸術における人と作品の関係について― 『陶芸家を志す者のために』 青空文庫
作例 · 標準
彼は多才な趣味人として知られ、書道からバイクのレストアまで幅広く活動している。
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都会の喧騒を離れ、趣味人たちが集うサロンで静かにチェスを楽しむのが彼の習慣だ。
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効率や利益を二の次にして、自分の好きなことだけに情熱を注ぐ彼の生き方は、真の趣味人と言える。
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