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風流

ふうりゅう異読 ふりゅう
名詞形容動詞頻度ランク #29860 · 青空 1919
1
標準
elegance
文例 · 用例
」「あたし、桜を見ていると、蛙の卵の、あのかたまりを思い出して、――」家内は、無風流である。
太宰治 春昼 青空文庫
」これも、あまり風流とは、言えない。
太宰治 春昼 青空文庫
彼等は皆、その中では真剣になつて人生と取組み合ひ全力を出しきつて文学と四つ角力をとつてるのに、詩や俳句を作る時は、乙に気取つた他所行きの風流気を出し、小手先の遊び芸として、綺麗事に戯むれてゐるといふ感じがする。
俳人としての芥川龍之介と室生犀星 小説家の俳句 青空文庫
故にこれを結論すれば、彼の俳句はその造庭術や生活様式と同じく、ヂレツタントの風流であつて、然も「人生そのもの」の実体的表現なのだ。
俳人としての芥川龍之介と室生犀星 小説家の俳句 青空文庫
彼がかつて風流論を書き、風流生活、風流即芸術の茶道精神を唱導した所以も此処にあるし、句作を余技と認めながら、しかも余技に非ずと主張する二律反則の自己矛盾も、これによつて疑問なしに諒解できる。
俳人としての芥川龍之介と室生犀星 小説家の俳句 青空文庫
何故かというに、俳句の一般的特色として考えられる、あの枯淡とか、寂びとか、風流とかいう心境が、僕には甚だ遠いものであり、趣味的にも気質的にも、容易に馴染めなかったからである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
陽炎や名も知らぬ虫の白き飛ぶ更衣野路の人はつかに白し絶頂の城たのもしき若葉かな鮒鮓や彦根の城に雲かかる愁ひつつ岡に登れば花いばら甲斐ヶ嶺や穂蓼の上を塩車 俳句というものを全く知らず、いわんや枯淡とか、洒脱とか、風流とかいう特殊な俳句心境を全く理解しない人。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
古都の床しい風流であり、ここにも蕪村の平安朝懐古趣味が、ほのかに郷愁の影を曳いてる。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
作例 · 標準
満月の夜に庭で月見酒を楽しむとは、なんとも風流な遊びだ。
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彼は都会の喧騒を離れ、信州の山奥で風流な隠居生活を営んでいる。
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「こうして虫の音に耳を傾けるのも風流なものですね」と、妻が微笑んだ。
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