旧記
きゅうき
名詞
標準
old chronicle
文例 · 用例
旧記に観ると、この犬山の城は、永享の末に斯波氏の家臣|織田氏がこの地を領し、斯波|満桓が初めて築いたとある。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
「昔より天下の乱るゝことは侍れど、足軽といふ事は旧記にもしるさゞる名目なり。
— 菊池寛 『応仁の乱』 青空文庫
わが国の『六国史』は帝家の旧記にして、華胄の旧記、諸記録は主としてその家々のことに係る。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
旧記によると、城の東西がおのおの十町、南側十一町、北側七町、その中が内廓で、本丸と二の丸がある。
— 岡本綺堂 『小坂部姫』 青空文庫
旧記に観ると、この犬山の城は、永享の末に斯波氏の家臣織田氏がこの地を領し、斯波満植が初めて築いたとある。
— 北原白秋 『白帝城』 青空文庫
時に系図座保存の旧記数十巻を御取寄せ謄写を命ぜらる。
— 伊波普猷 『ユタの歴史的研究』 青空文庫
いわゆる伝記は今存ずる所の『津軽藩旧記伝類』ではあるまいか。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
直温は夙く旧記の矛盾に心付いたので、疑はしきを闕いで置いたのではなからうか。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
作例 · 標準
図書館で偶然見つけた旧記には、町の知られざる歴史が記されていた。
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その旧記によると、この城はかつて要塞だったらしい。
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彼は郷土史の研究のため、古い寺に残された旧記を読み解いている。
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