幻辞.com

旧規

きゅうき
名詞
1
標準
old regulations
文例 · 用例
喜田博士は、さらに奥羽の沿革を説き、「頼朝の奥羽平定以後と雖も、その統治に当り自然他と同一なること能はず、『出羽陸奥に於いては夷の地たるによりて』との理由のもとに、一旦実施しかけた田制改革の処分をも中止して、すべて秀衡、泰衡の旧規に従ふべきことを命ずるのやむを得ざる程であつた。
太宰治 津軽 青空文庫
『吾妻鏡』文治五年十月の条には、国中のことは秀衡・泰衡の先例に任せて沙汰すべしといい、同正治二年八月条にも、陸奥・出羽両国諸郡郷地頭所務のことは、秀衡・泰衡の旧規を守るべきの旨、故将軍の御時に定めらるとあるのである。
喜田貞吉 奥州における御館藤原氏 青空文庫
ホヤの中にほうっと呼気を吹き込んでおいて棒きれの先に丸めた新聞紙できゅうきゅうと音をさせて拭くのであった。
寺田寅彦 追憶の冬夜 青空文庫
いつも黒紋付に、歩くときゅうきゅう音のする仙台平の袴姿であったが、この人は人の家の玄関を案内を乞わずに黙っていきなりつかつか這入って来るというちょっと変った習慣の持主であった。
寺田寅彦 追憶の医師達 青空文庫
「それ、姉ちゃんのお見舞いに呉れたのね、自分で買って来たの」「ああ」「それを買うおあし、お母さんにいくら貰ったの」「二円だい」 女中がきゅうきゅう笑った。
岡本かの子 青空文庫
あと、みんな、あんたのに取っちゃうの」 室子はわざと驚いた風をすると、女中がまたきゅうきゅうと笑う。
岡本かの子 青空文庫
「何だい、鳴るじゃあないか、きゅうきゅういってやがら、おや、可訝いな。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
博士や教授や勅任官|抔の事を念頭にかけて、うんうん、きゅうきゅう云っていられるものじゃない。
夏目漱石 入社の辞 青空文庫
作例 · 標準
村では旧規に従い、毎年春に祭りが行われる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この会社には、現代にそぐわない旧規がいくつか残っている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
新しい法律の施行に伴い、旧規は廃止された。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
旧規に縛られず、新しい発想で進めよう」と部長は言った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash