懈怠
けたい異読 かいたい・けだい・げたい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞
標準
laziness
文例 · 用例
夜間倦んじ疲れて、懈怠の心が起らうとする時、頭をもたげて燈光の中に先生の黒い痩せたお顏を瞥見すると、いまにも抑揚頓挫のある言葉で話しかけようとしてゐられるかの如く思はれる。
— 太宰治 『「惜別」の意圖』 青空文庫
それか仮令百歩に足らぬ距離をでも、逃亡したとなれば、役目の上、疎虞懈怠となる。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
佐久間玄蕃が中入の懈怠のためか、柴田勝家、賤ヶ|嶽の合戰敗れて、此の城中に一息し湯漬を所望して、悄然と北の莊へと落ちて行く。
— 泉鏡太郎 『麻を刈る』 青空文庫
夜間、倦んじ疲れて、懈怠の心が起ろうとする時、頭をもたげて燈光の中に先生の黒い痩せたお顔を瞥見すると、いまにも、あの抑揚|頓挫のある言葉で話しかけようとしていらっしゃるかの如くに思われる。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
乗円 大恩教王の御教は日月輪の如く明かれども、波羅密多の岸は遠く、鈍根痴愚の我等風情に求道の道は中々の難渋、それ故に互に諫め励まし、過あれば戒め懲らし、よしや歩は遅からうとも、いやさ精進懈怠はあるまいと、誓ひし言葉を覚えて居やるか。
— 木下杢太郎 『南蛮寺門前』 青空文庫
お細工仰せつけられしは當春の初め、其後|已に半年をも過ぎたるに、いまだ獻上いたさぬとは餘りの懈怠、もはや猶豫は相成らぬと、上樣の御機嫌さん/″\ぢやぞ。
— 岡本綺堂 『修禪寺物語』 青空文庫
七日間の餓は犬の瞼を重く懈怠くした。
— 石川啄木 『散文詩』 青空文庫
但し懈怠の申譯もあらば聽くべし。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
作例 · 標準
彼の仕事における懈怠が、プロジェクトの遅延を招いた。
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夏の暑さで、ついつい勉強を懈怠してしまう。
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職務を懈怠したとして、彼は懲戒処分を受けた。
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標準
misfeasance
作例 · 標準
公務員の職務懈怠は、厳しく問われる。
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経営者の懈怠により、会社は大きな損失を被った。
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彼は長期間にわたる任務の懈怠を指摘された。
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標準
kausidya
作例 · 標準
仏教における懈怠とは、精進を怠る心の状態を指す。
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彼は懈怠の心を克服し、修行に励んだ。
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瞑想を通じて、懈怠からくる心の迷いを鎮めることができる。
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ウィキペディア
懈怠(けだい、けたい) は仏教の煩悩のひとつ。悪を断ち切り、善を修する努力を尽くしていないこと。心が果敢でないこと。怠惰であること。
出典: 懈怠 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0