卦体
けたい
形容動詞
標準
odd
文例 · 用例
僕は彼の詩を茲に抜出して来てお目にかけたい。
— 中原中也 『詩集 浚渫船』 青空文庫
別に面倒なことを避けようといふのではない、避けたいことはいつ何時だつて避けたいのだが、而も事に面前すれば、どうせ理想家の私のこと、どうせへとへとになるまでは打つ衝かることは知れたことだが、まあなんとしても、その時は額に重い力を感じた。
— ――不真面目なわが心…… 『その一週間』 青空文庫
とにかく僕は、僕自身にうまくひっこみをつけたいのだ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
つまり楯を持って恰好をつけたいのですね。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
田舎の生活を避けたい第一の理由は、田舎の人のあまりに親切な事である。
— 寺田寅彦 『田園雑感』 青空文庫
世人のわいわい騷ぐものには、ことさらに背を向けたい私の悲しい惡癖から、相撲に就いても努めて無關心を裝つて來たわけであります。
— 太宰治 『國技館』 青空文庫
私はいつも講演のあとで覚える、もっと話し続けたいような、また一役済ましてほっとしたような――緊張の脱け切らぬ気持で人々に混って行った。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
すぐ消化され吸収されるものばかりでなく、折々は不消化物も与えないと胃の機能が衰えるようなもので、実験中に起るべき種々の困難に出来るだけ遭遇させ、漸次これを除いて最後の結果に到着すると同時に、目的以外の現象にも注意してそれを等閑に附せないような習慣をつけたいものである。
— 寺田寅彦 『物理学実験の教授について』 青空文庫
作例 · 標準
あの男の行動は、いつもどこか卦体なところがある。
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彼女の絵は、独特な色使いで卦体な魅力を放っていた。
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何だか卦体な雰囲気がする場所には近づかない方がいい。
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