勤勉
きんべん
形容動詞名詞頻度ランク #14464 · 青空 621 例
標準
diligent
文例 · 用例
相手になっているのは、これも勤勉な隣街の大きな靴店のおやじだ。
— 岡本かの子 『巴里の秋』 青空文庫
晩年には始終神経衰弱の気味があったが、これはおそらく極度の勤勉の結果であろうと想像された。
— 寺田寅彦 『工学博士末広恭二君』 青空文庫
予は殆ど毎日十八時間労働した、されば予は忽ち同業者間第一の勤勉家と云う評を得た。
— 伊藤左千夫 『家庭小言』 青空文庫
勤勉家と云えば立派であるが当時の状況はそれほど働かねば業が成立せぬのだ。
— 伊藤左千夫 『家庭小言』 青空文庫
室生がこの點では獨逸人で、常に不斷に勉強し、勤勉力行しつつ藝術の坂を登つて行く。
— 萩原朔太郎 『室生犀星君の人物について』 青空文庫
これも真面目な勤勉な市民が羽目をはずして怠け巫山戯る日であった。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫
「濫費日」や「嘘つき日」や「怠け日」はあまり聞えはよくないかもしれないが、実はこれらの特定日の存在は平日の節約勤勉真面目を表白するとすれば目出度い事である。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫
しかし、日本人と把頭の前では、ちり/\して勤勉振りを示そうとつとめる工人達には棒も拳銃も更に必要がなかった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫