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人臣

じんしん
名詞
1
標準
subjects
文例 · 用例
若し夫れ衆く諸侯を建て、分ちて子弟を王とすれば、皇族天下に満ちて栄え、人臣|勢を得るの隙無し。
幸田露伴 運命 青空文庫
人臣の節、君の大事に当りては、ただ力の及ぶ所を尽くし、死して而して後に已む。
中島敦 弟子 青空文庫
この故に神国といふなり」と、冒頭第一に、国体の真髄を発揚してゐるし、「凡そ王土に孕まれて、忠を致し命を捨つるは人臣の道なり。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
上杉謙信の如きは、年二十三の時、朝廷から従四位下|弾正少弼に叙任されると、朝恩の厚きに感激し、「我|坐ながらにして、官爵を受く、是恐らくは人臣の大義に非ず。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
大きな天才らしい点の現われてくるのを御覧になると人臣にするのが惜しいというお心になるのであったが、親王にすれば天子に変わろうとする野心を持つような疑いを当然受けそうにお思われになった。
桐壺 源氏物語 青空文庫
だから私は彼がその点で逆に誤解を受けることがあってはならないとも思って、親王にしないで人臣の列に入れておいた。
源氏物語 青空文庫
源氏の運勢を占って、子は三人で、帝と后が生まれる、いちばん劣った運命の子は太政大臣で、人臣の位をきわめるであろう、その中のいちばん低い女が女の子の母になるであろうと言われた。
澪標 源氏物語 青空文庫
また源氏が人臣として最高の位置を占めることも言われてあったので、それは有名な相人たちの言葉が皆一致するところであったが、逆境にいた何年間はそんなことも心に否定するほかはなかったのである。
澪標 源氏物語 青空文庫
作例 · 標準
古代の王は、忠実な人臣に支えられ、国を統治した。
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彼の優れた政治手腕は、すべての人臣から高く評価されていた。
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暴君のもとでは、人臣たちは常に不安と恐怖に怯えていた。
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