廷臣
ていしん
名詞
標準
courtier
文例 · 用例
其著者を誰とかする、即ち當時廷臣とし、軍人とし、政治家として夙に盛名あるも、未だ文筆の人としては左までに顯はれざりしラロシフコー公爵其人なりとす。
— 太宰治 『ラロシフコー』 青空文庫
」いかにも、「廷臣とし、軍人とし、政治家として夙に盛名ある」ラロシフコー公爵その人の息吹が感ぜられる尊嚴盛大の文章である。
— 太宰治 『ラロシフコー』 青空文庫
プノンペンの街、タマリンドの街路樹、メコン河の流れ、シソワット王の城内、彼方には椰子の林があり、赫熱とした熱帯の強烈な太陽の直射と、熱風を避けた王城内でノラの母はシソワット王と廷臣の居並ぶ玉座のまえで、オーケストラと数十人の唄い手の歌声のなかで華麗な彼女はカンボジヤの踊りを舞うのだった。
— 吉行エイスケ 『新種族ノラ』 青空文庫
燕軍の再敗せること京師に聞えければ、廷臣の中に、燕今は且に北に還るべし、京師空虚なり、良将無かるべからず、と曰う者ありて、朝議|徐輝祖を召還したもう。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
太祖崩じ、皇太孫立つに至って、廷臣|交々孝孺を薦む。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
僕はまた廷臣としての、また大胆な陰謀家としての彼をも知っていた。
— THE PURLOINED LETTER 『盗まれた手紙』 青空文庫
廷臣たちが我も我もと随行を望んだ。
— 澪標 『源氏物語』 青空文庫
源氏は一廷臣として太政大臣に続いてまた女院のすでに危篤状態になっておいでになることは歎かわしいとしていた。
— 薄雲 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
若き日の廷臣たちは、王妃の気を引こうとこぞって美しい詩を詠んで捧げた。
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陰謀渦巻く宮廷の中で、一人の廷臣が王に真実を告げるべく命を懸けて行動した。
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歴史小説には、華やかな衣装に身を包んだ廷臣たちが宴を楽しむ様子が描かれている。
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ウィキペディア
廷臣 とは、朝廷に仕える臣下。または、頻繁に宮廷に列している人物。本項では主に後者の意味で用いる。
出典: 廷臣 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0