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花茎

かけい
名詞
1
標準
scape
文例 · 用例
暖かく晴れた日で、コスモスのひょろ/\した花茎の影が小屋の羽目に鮮かに映っていました。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
野菜畑に茫々と花茎が立ち、藤、牡丹のはつ夏。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
そのあるものは、肥り肉の球根がむつちりとした白い肌もあらはに、寒々と乾いた土の上に寝転んだまま、牙彫りの彫物のやうな円みと厚ぽつたさとをもつて、曲りなりに高々と花茎と葉とを持ち上げてゐる。
薄田泣菫 水仙の幻想 青空文庫
それは繊細な花茎を連想した直後の彼の感傷とはいえ、父の死の光りの前の少女の姿は、一層活き活きと揺れたわむ呼吸に見えて美しかった。
横光利一 旅愁 青空文庫
燃えるようなカンナの花茎に黒くまつわりのぼる蟻が見られた。
横光利一 旅愁 青空文庫
敗戦の憂きめをじっと、このか細い花茎だけが支えてくれているようだ。
――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 夜の靴 青空文庫
タラの木、ウドなどは巨大な花茎をぬいて空に灰白色を花火のようにひらいている。
高村光太郎 山の秋 青空文庫
げん/\の花茎を 見出でなどして―― 君が心 いよ/\たのしくならむ。
折口信夫 『かげろふの日記』解説 青空文庫
作例 · 標準
水仙の球根からまっすぐ伸びた花茎の先に、ようやく黄色い蕾が顔を出した。
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彼岸花は葉が出る前に花茎だけがひょろりと伸びて、その先に独特な形の花を咲かせるのが特徴だ。
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「タンポポの花茎を折ると、中が空洞になっていて白い苦い汁が出てくるんだよ。」
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ウィキペディア

花茎 とは、草本植物において、花をつけるが普通の葉をつけない茎のことである。花茎はエビネ(ラン科)やイチヤクソウ属 、タンポポ属(キク科)などさまざまな植物にみられる。このような植物では、葉は地表付近から生じている (根生葉)。

出典: 花茎 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0