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家兄

かけい
名詞
1
標準
my older brother
文例 · 用例
そして神崎、朝田の二人が浴室へ行くと間もなく十八九の愛嬌のある娘が囲碁の室に来て、「家兄さん、小田原の姉様が参りました。
国木田独歩 恋を恋する人 青空文庫
家兄ひとり、面会、対談一時間。
太宰治 HUMAN LOST 青空文庫
農村の小地主の娘に生れ、物わかりのよい家兄のおかげで東洋大学にはいった作者が、その上級生の頃から文学的創作の慾望を感じはじめた。
――文学と生活との関係にふれて―― 見落されている急所 青空文庫
そして、涼台に集って雑談に耽っていると八時頃、所用で福井市に出かけていた家兄が、遽しい様子で帰って来た。
宮本百合子 私の覚え書 青空文庫
もう二三十分で列車が出る時になっても、家兄は私の体を案じ、止ることをすすめた。
宮本百合子 私の覚え書 青空文庫
家兄の許を離れ、自己の生活を営んで幾年か経つ間には、何時か、自分達の希望が遂げられる機会もあろうと云うのが、勿論、彼女にとっては唯一つの光明であったのです。
――近頃思った事―― ひしがれた女性と語る 青空文庫
その翌年家兄は急劇な流行病にかかって死去し彼女は暫くの間に、よかれ、あしかれ、兎に角生活の支柱と成っていた二つの者を一時に失って仕舞ったのです。
――近頃思った事―― ひしがれた女性と語る 青空文庫
かの女は如何に家兄の失敗の爲めに自分の家が零落してからかたづいて來たとは云へ、この七八年を、同じ北海道に於て、こんなみじめな状態で送るつもりではなかつた。
放浪 泡鳴五部作 青空文庫
作例 · 標準
家兄は現在、ロンドンで建築家として活動しており、滅多に帰国いたしません。」
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幼い頃から家兄の背中を見て育ったので、私も自然と同じ医学の道を選びました。
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家兄より預かって参りました手紙を、本日お届けに上がりました。」
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