火刑
かけい
名詞
標準
burning at the stake
文例 · 用例
――これで、鈴ヶ森で火刑に処せられまするまでを、確か江戸中|棄札に槍を立てて引廻した筈と心得まするので。
— 泉鏡花 『海神別荘』 青空文庫
後十年位して、江戸の芝口で火刑に処せられた切支丹の宗徒の中に、駿河の浪人で吉見太郎左衛門と云う者がいたと云うことが某記録に残っている。
— 田中貢太郎 『切支丹転び』 青空文庫
眼の前にさし迫った火刑の死を考えると、あの井戸の冷たさという観念が、苦痛をやわらげる香油のように心に浮んできた。
— THE PIT AND THE PENDULUM 『落穴と振子』 青空文庫
宗教裁判所の異教徒処刑の判決宣告式、およびその処刑、ことに火刑を言う。
— THE PIT AND THE PENDULUM 『落穴と振子』 青空文庫
ここではその火刑の意味である。
— THE PIT AND THE PENDULUM 『落穴と振子』 青空文庫
欧州で中古|禁厭を行う者を火刑にしたが、アダム、エヴァの時代より、詛われた蛇のみ厭う者を咎めなんだ。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
バンクス仏国に渡り人気を集めんとてこの馬は鬼が化けたところと言い触らしたが、衆これを魔の使と罵り焼き殺さんとしたところ、早速の頓智で馬に群衆中より帽に十字を帯びた一人を選んで低頭|跪拝せしめ、魔使ならこんな真似をせぬはずと説いて免れたという、その前後馬が芸をして魔物と疑われ火刑を受けた例少なからぬ。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
何度溺れても死にをらぬ此明透る異端め、※を言うた科で火刑にせられをれ!
— ROMEO AND JULIET 『ロミオとヂュリエット』 青空文庫
作例 · 標準
中世ヨーロッパでは、異端と見なされた人々が広場で火刑に処されるという惨劇が繰り返された。
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ジャンヌ・ダルクは裁判の末、19歳の若さで火刑という過酷な運命を辿ることとなった。
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歴史小説のクライマックスで、主人公が信念を曲げずに火刑台へと向かうシーンには胸が締め付けられる。
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ウィキペディア
火刑(かけい)は、受刑者を火で炙ることにより絶命させる死刑のひとつ。火罪(かざい)、火焙り(ひあぶり)、焚刑(ふんけい)とも呼ばれる。
出典: 火刑 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0