科刑
かけい
名詞動詞-サ変
標準
imposing a punishment
文例 · 用例
少くとも不敬罪の最長期五年の科刑が適当のものであつた。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
勝子が欲しがるので勝子にも頒けてやったりなどして、独りせっせとおしをかけいる。
— 梶井基次郎 『城のある町にて』 青空文庫
心着けば旧来し方にはあらじと思う坂道の異なる方にわれはいつかおりかけいたり。
— 泉鏡花 『龍潭譚』 青空文庫
どんな前生の因縁でしょうか、女王さんをちょっとお見かけいたしました時から、女王さんのことをどうしても忘れられないようなことになりましたのも不思議なほどで、どうしてもこの世界だけのことでない、約束事としか思われません」 などと源氏は言って、また、「自分を理解していただけない点で私は苦しんでおります。
— 若紫 『源氏物語』 青空文庫
ところが、トゥロットはごうもん部屋のやうな、こはい手術室から、いやなにほひがぷんと鼻に来ると、そして、お医者さんや、おほきなひぢかけいすや、はがねの道具や、車、ピンセット、やすりなぞ、さういふいろんなものを見ると、死にものぐるひで、こゞまりちゞみ、小さなロバのやうに、メー/\なきはじめました。
— 鈴木三重吉 『青い顔かけの勇士』 青空文庫
立つたまゝ食べるのはおつくうなので、お山をひぢかけいすにしてしまつて、その上へ、どつかとこしをかけて、穴の中へ足を入れこみました。
— 鈴木三重吉 『乞食の子』 青空文庫
かけたことがなければ急いでかけいでもいい。
— 千代田城へ乗り込んだ退屈男 『旗本退屈男 第十一話』 青空文庫
早く出かけい」「…………」 風に吹かれている男のように、平七は、ふらふらと、三めぐりの土手の方へあがっていった。
— 佐々木味津三 『山県有朋の靴』 青空文庫
作例 · 標準
判決公判で、裁判長は主文を後回しにし、犯行の残虐性と科刑の根拠を滔々と述べた。
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今回の事件では、実行犯よりも指示役に対してより重い科刑が課されるべきだという世論が強い。
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「そんなに重い科刑になるなんて……」と、被告の家族は法廷の傍聴席で泣き崩れた。
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裁判員制度の下では、市民の感覚が被告人への科刑判断にどう反映されるかが注目されている。
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