歓喜
かんき
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #15616 · 青空 1440 例
標準
delight
文例 · 用例
――記憶も、去るにあらずや……湧き起る歓喜のためには 人の情けも、小さきものとみゆるにあらずやああ、神様、これがすべてでございます、 尽すなく尽さるるなく、心のままにうたへる心こそ これがすべてでございます!
— 中原中也 『夏は青い空に……』 青空文庫
私は今、右のことが分つたので歓喜にむせぶ気持でゐるが、又一方、長年求めあぐんで、暗中模索してゐたものが、一時に分つたので、慄へてもゐるといつた状態である。
— 中原中也 『詩壇への抱負』 青空文庫
而も所謂喜怒哀楽――即ち損得に因つて起る喜びと悲み――を叫びたかつたのではなく、かの生の歓喜だ!
— 中原中也 『詩と詩人』 青空文庫
それはあたかも自意識のある動物が、われわれには不可知なある感情を表わすためにもがいているようにも思われ、あるいはまた充実した生命の歓喜におどっているようにも思われた。
— 寺田寅彦 『春六題』 青空文庫
あたかも老翁の過去の歓喜の声が、ここに一時反響しているかのごとく。
— 寺田寅彦 『凩』 青空文庫
三年の間、待ち焦れ、恋ひ慕ひ、あらゆる寂寞と閨怨とによつて刺戟しつくした揚句、今また息も詰るやうな歓喜の圧迫によつてこの自分を苦しめさいなまんとする、敵よ!
— 岡本かの子 『恋愛といふもの』 青空文庫
男は、さうした女の気持ちの反映を直ぐに直覚しました、と同時に三年前の自分の記憶に残つて居た女とは似もつかぬ、やつれて老いた女の俤を一目見て、あらゆる歓喜と期待の心が打ち破られました。
— 岡本かの子 『恋愛といふもの』 青空文庫
その喜びの中には相似三角形に関する測量的認識の歓喜が籠っている。
— 寺田寅彦 『アインシュタインの教育観』 青空文庫
作例 · 標準
長年の努力が実り、プロジェクト成功の報告を受けたチームは歓喜に沸いた。
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オリンピックで金メダルを獲得した瞬間、会場は歓喜の渦に包まれた。
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彼女は、愛犬との再会に思わず歓喜の声を上げた。
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研究成果が認められ、皆で歓喜を分かち合った。
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