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嬉しい

うれしい
形容詞頻度ランク #1864 · 青空 9012
1
標準
happy
文例 · 用例
少しく飛躍ではありますが、印象の瞬間捕捉なぞといふ考へも、一見甚だ嬉しいことではありますが、而もそれが嬉しいのは、人間を器械の如く推定した上でのことでありまして、その実人間は器械ではありませんからさういふ考へは思ひ付きに終るでありませう。
中原中也 近時詩壇寸感 青空文庫
フォルムのない競技で以て、徒らに勝たうとばかりしてゐるやうなもので、仮令勝てたにしても、競技そのものを楽しむ気持はなく、勝つた時に熱病的に嬉しいだけで、十年の後に回想したらば、なんといふこともなかつたと、呆然としなければならない始末だらう。
中原中也 撫でられた象 青空文庫
単なる意志だけで為されたことは、為されたその時だけホンの瞬間熱病的に嬉しいかも知れなくても、なんの意義あることでもないし、人を喜ばすことでもない。
中原中也 撫でられた象 青空文庫
何か心配でもあるのかと夫人が聞いたら、あまり楽しくて嬉しいので、いつまでこの家に住み、いつまでこんな幸福が続くかと思い、それがまた心配になって来たと言った。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
この同じ自然観が、芭蕉にあっては大いに異なり、鷹ひとつ見つけて嬉しいらこ岬   芭蕉 と言うような、全く魂の凍死を思わすような、荒寥たる漂泊旅愁のリリックとなって歌われている。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
こんな厭な時候に、ただ一つ嬉しいのは、心ゆくばかり降る雨の夕を、風呂に行く事である。
寺田寅彦 やもり物語 青空文庫
泥濘のひどい道に古靴を引きずって役所から帰ると、濡れた服もシャツも脱ぎ捨てて汗をふき、四畳半の中敷に腰をかけて、森の葉末、庭の苔の底までもとしみ入る雨の音を聞くのが先ず嬉しい
寺田寅彦 やもり物語 青空文庫
輕快に喉をくすぐりながら通過して、體内にぽつと灯りがともつたやうな嬉しい氣持になる。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
作例 · 標準
例句
2
標準
joyful
作例 · 標準
例句
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