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海岸

かいがん
名詞頻度ランク #4806 · 青空 4730
1
標準
seashore
文例 · 用例
この線は海岸のすぐ近くを通っているのである。
太宰治 青空文庫
あの海岸の城下まちにも、大砲の音が、おどろおどろ聞えて来て、まちの人たちも、生きたそらが無かったのでございましょうが、私は、そんなこととは知らず、ただもう妹のことで一ぱいで、半気違いの有様だったので、何か不吉な地獄の太鼓のような気がして、ながいこと草原で、顔もあげずに泣きつづけて居りました。
太宰治 葉桜と魔笛 青空文庫
海手より日は照つけて山桜 海岸に近い南国の風景であり、光と色彩が強烈である。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
柴漬の沈みもやらで春の雨 春雨|模糊とした海岸に、沈みもやらで柴漬が漂っている。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
秋風や干魚かけたる浜庇 海岸の貧しい漁村。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
伊豆の伊東のやうな、海岸の温泉も嫌ひのものの一つである。
萩原朔太郎 石段上りの街 青空文庫
すべて海岸の温泉には、温泉らしい情趣がすくない。
萩原朔太郎 石段上りの街 青空文庫
豊橋も後になり、鷲津より舞坂にかゝる頃よりは道ようやく海岸に近づきて浜名の湖窓外に青く、右には遠州洋杳として天に連なる。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
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海岸 とは、陸と海が接する地帯のこと。

出典: 海岸 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0