入り江
いりえ
名詞頻度ランク #41641 · 青空 46 例
標準
inlet
文例 · 用例
小川の末はまもなく入り江、潮に満ちふくらんでいる。
— 国木田独歩 『少年の悲哀』 青空文庫
僕の飛び乗るが早いか、小舟は入り江のほうへと下りはじめた。
— 国木田独歩 『少年の悲哀』 青空文庫
入り江に近づくにつれて川幅次第に広く、月は川づらにその清光をひたし、左右の堤は次第に遠ざかり、顧みれば川上はすでに靄にかくれて、舟はいつしか入り江にはいっているのである。
— 国木田独歩 『少年の悲哀』 青空文庫
広々した湖のようなこの入り江を横ぎる舟は僕らの小舟ばかり。
— 国木田独歩 『少年の悲哀』 青空文庫
潮の落ちた時は沼とも思わるる入り江が高潮と月の光とでまるで様子が変わり、僕にはいつも見慣れた泥臭い入り江のような気がしなかった。
— 国木田独歩 『少年の悲哀』 青空文庫
西は入り江の口、水狭くして深く、陸迫りて高く、ここを港にいかりをおろす船は数こそ少ないが形は大きく大概は西洋形の帆前船で、その積み荷はこの浜でできる食塩、そのほか土地の者で朝鮮貿易に従事する者の持ち船も少なからず、内海を行き来する和船もあり。
— 国木田独歩 『少年の悲哀』 青空文庫
入り江の奥より望めば舷燈高くかかりて星かとばかり、燈影低く映りて金蛇のごとく。
— 国木田独歩 『少年の悲哀』 青空文庫
なんぞ知らん、この家は青楼の一で、今女に導かれてはいった座敷は海に臨んだ一間、欄によれば港内はもちろん入り江の奥、野の末、さては西なる海の果てまでも見渡されるのである。
— 国木田独歩 『少年の悲哀』 青空文庫
作例 · 標準
嵐を避けるため、船は小さな入り江に停泊した。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
入り江の奥には、地元の人しか知らない隠れ家的なカフェがある。
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子供たちが入り江でカニを捕まえたり、水遊びをしたりして遊んでいる。
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