波打ち際
なみうちぎわ
名詞頻度ランク #39635 · 青空 3 例
標準
water's edge
文例 · 用例
武蔵も決然、波打ち際を歩む。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
二 岸壁の断層――数万羽のロッペン鳥、 画面を斜めに仕切った砂浜、 波打ち際の 噴水のごとき飛沫、飛沫、飛沫。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
といっても、このしめり工合じゃあ、まさか山の中のものじゃないし、どうだい、こうしている間に、ちょっとこの下のしぶきのかかりそうな波打ち際を散歩してみないかい」 というわけで、やがてわたし達は、灯台の根元の波打ち際へ降り立った。
— 大阪圭吉 『灯台鬼』 青空文庫
けれどもすぐにわたし達は、塔の根元の一番|烈しい波打ち際の一段高くそびえた岩の上で、おなじような岩片が飛沫にぬれていくつも転がっているのを、ほとんど手さぐりで発見した。
— 大阪圭吉 『灯台鬼』 青空文庫
ところがはからずもわたしは、おなじ岩の上で、わたしの足元から、岩の裂け目をクネクネと伝わって、一本の太い綱が、波打ち際から海の中へ浸っているらしいのを、拾い上げた。
— 大阪圭吉 『灯台鬼』 青空文庫
今度は故郷の三津を想像して、波打ち際で、別を惜むことにしようと思うたがそれもいえず。
— 正岡子規 『句合の月』 青空文庫
殊に立秋後の澄んだ明るい空気を透して、朝靄が岬の波打ち際に白く、またそして淡紅に輝き、南へ南へと続く漁村と松原が、あしたの薄い靄にぬくもっているではないか。
— 佐藤垢石 『瀞』 青空文庫
品川の海 長谷川時雨女史は嘗て品川の所謂ステンショが波打ち際に建てられてゐて夏の明方など旅客は列車からヒラリ飛下り必らず白浪にその足を快く洗はれたものと誌してゐられた。
— 正岡容 『山の手歳事記』 青空文庫
作例 · 標準
「波打ち際を裸足で歩いていると、砂の冷たさがとても心地よかった」
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「夕暮れ時、波打ち際に打ち寄せられた綺麗な貝殻を拾ってポケットに入れた」
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「波打ち際で追いかけっこをしていた子供たちの歓声が、潮風に乗って聞こえてくる」
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