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短甲

たんこう
名詞
1
標準
short metal body armor (early Kofun to early Heian periods)
文例 · 用例
わたしは一たんこうと決めたらどこまでもそれで通すのが好き。
有島武郎 或る女 青空文庫
いったんこうとにらんで乗り出した以上は、どのようにしてもそなたたちのために尽くしてみようと思うが、どうじゃ。
達磨を好く遊女 右門捕物帖 青空文庫
」 しかし、名人がいったんこうしてごろりと横になりながら、ひとたびその手があごのあたりを散歩しはじめたとなったら、もう梃子でも動くものではない。
妻恋坂の怪 右門捕物帖 青空文庫
それにいったんこうして敵を退けたところで、朝敵になっていつまでも手向かいがしつづけられるものではない。
楠山正雄 鎮西八郎 青空文庫
老人にありがちな、いったんこうと思いこんだら絶対に、ひとの言葉をきこうとしない、かたくなさからであろうか。
海野十三 少年探偵長 青空文庫
実はわたしも旦那のお帰りまでお待ちなさるようにと申し上げて見たのじゃが、あのお気質で、いったんこうと言い出しなすった事は否応なしにやり遂げるお方だから、とうとうあの通りになったンで。
徳冨蘆花 不如帰 小説 青空文庫
」「はい……いいえ」「拙者もさとったよ、ははははは、いや、いったんこうはっきりお前の心がおれを離れたとわかってみれば、拙者も男、いたずらにたましいの抜けた残骸を抱いて快しとはせぬ。
乾雲坤竜の巻 丹下左膳 青空文庫
「ごゆっくり」 戸を閉めて出ようとした下女はいったんこう云った後で、また戻って来た。
夏目漱石 明暗 青空文庫
作例 · 標準
古墳時代に用いられた短甲は、鉄製のものが主流だった。
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博物館には、騎馬武者が着用したとされる短甲が展示されている。
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発掘調査で、当時の兵士が身につけていた短甲の破片が見つかった。
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ウィキペディア

短甲(たんこう/みじかよろい)は、古代日本の奈良・平安時代に用いられた甲(鎧)の一形式。小札と呼ばれる短冊状の装甲板を連接する小札甲(札甲とも)の1種で、現在「胴丸式」と呼ばれている形態を指すと考えられている。考古学では古墳時代の「帯金式甲冑」と呼ばれる板造り甲に対しても用いられてきた名称であるが、2006年(平成18年)・2009年(平成21年)の橋本達也らの指摘のように近年、古墳時代のものについては「板甲」と呼び「短甲」と呼ぶべきではないとする意見が出てきている。

出典: 短甲 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0