甲冑
かっちゅう
名詞頻度ランク #37563 · 青空 519 例
標準
armor and helmet
文例 · 用例
いつまでも愛の所作は消えないのではないが、それがため、あなた達は――胸から膝まで――すつかり黄金の甲冑で、かためられてしまふ。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『或女友達への手紙』 青空文庫
男達の中には、甲冑の下に奧深く、あたかも囚人のやうに、その死を閉ぢこめて置いた者もあつた。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から』 青空文庫
即ち、この明智は芸術家芥川氏の武器であり、甲冑であり、時には自分を鮮に韜晦させる面紗である。
— ――全人間的な体現を――(その一、芥川龍之介氏) 『現代作家に対する批判と要求』 青空文庫
処で、芥川氏の明智が人生に対して、芸術に対して如何に働いてゐるかはこれまでに云つた通りであるが、それが氏自らに対して働く時、それは積極的には氏の武器となり、消極的には氏の甲冑となり、面紗となつてゐる。
— ――全人間的な体現を――(その一、芥川龍之介氏) 『現代作家に対する批判と要求』 青空文庫
勝軍地蔵は日本製の地蔵で、身に甲冑を着け、軍馬に跨って、そして錫杖と宝珠とを持ち、後光輪を戴いているものである。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
それらの者はこの六月の末という暑気に重い甲冑を着て、矢叫、太刀音、陣鐘、太鼓の修羅の衢に汗を流し血を流して、追いつ返しつしているのであった。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
神将のB ――鎧甲冑に身を固め、男女の仲を割きに行く。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
法を護る諸天善神達は絢爛なる甲冑に槊、剣、戟、金剛杵、弓箭にて働く。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
作例 · 標準
博物館で展示されていた、精巧な甲冑に目を奪われた。
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戦国時代の武将が着ていた甲冑は、見事な装飾が施されていた。
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甲冑を身につけると、気分が引き締まるという武士もいたらしい。
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子供たちは、なりきり甲冑体験コーナーで楽しそうに写真を撮っていた。
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ウィキペディア
甲冑(かっちゅう)とは、胴部を守る鎧(甲、よろい)と、頭部を守る兜(冑、かぶと)からなる武具。主として槍・刀剣や弓矢を用いた戦闘の際に侍・武士が身につける日本の伝統的な防具である。
出典: 甲冑 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0